このレビューはネタバレを含みます
アランやばい。アランだけ素面でもやばい。
歩道パトカーのフィルもやばい部類だけど、アランのヤバさの方向性が想定してないヤバさでめっちゃ好き。車線の嘘とか手切るとか薬入れるとか老人ならじじいのお尻でも凝視するとかカウンティングとか一個一個が強すぎる。
アランが手切るインパクトが残ってる状態で一夜明けて、連続で笑いまくった。一夜でそうはならんやろが過ぎる。
警察署のシーンが一番笑った。スタンガンで大爆笑する子どもも警察官もサイコすぎて笑った。アランと憎たらしい子どもが対峙するシーンが仰々しくてずっと笑ってた。
半分過ぎてもカルロスの本当の名前しか分からないし、こんなんで全部回収できるのかと思ったら、個々は大した問題じゃなくてきっちり全部解決できて、すごくいいバランスのコメディ映画だった。登場人物みんな心に「ベガスだから」の精神があるから、タイソンとか中国マフィアっぽい人とか結構あっさり許してくれて優しい。ベガスすごい。
エンドロールもすごく面白かった。スチュが自分の歯を抜歯した直後の写真が強すぎる。スチュの口元血だらけで目がバッキバキで、挙式したストリップの女の子がドン引きしてて笑う。
カジノホテルの窓は開かないって忘れてた。ギャンブルで大敗した人があれしないようにとかで基本的には開かないんだったね。
