「シン・シティ」の撮影技法を使い、
グラフィック・ノベル作家のフランク・ミラー氏が「ザ・スピリット」を映像化した本作。
ちなみに「ザ・スピリット」の作者はウィル・アイズナーさん。
「シン・シティ」のモノクロバイオレンスな世界観。漫画の世界に俳優が入りこんだかのような独特なヴィジュアルはすごく好きでした。
なので、本作も「シン・シティ」のようなものを期待してしまったんですよね〜。
実際に観てみたら、ガッカリ感がハンパないですw
なん…じゃ?こりゃ。
シリアスにもコメディにも振り切らず、かと言ってアクションもつまらない…。
主役がカッコ良くないし、魅力を感じられないのも難点。
悪役を演じたサミュエルさんの印象だけが残りますw
「シン・シティ」同様グラフィック・ノベルがそのまま動き出したかの様な映像表現自体は悪くないんですけどね…。
これを観た当時は、こんなん作るくらいなら、さっさと「シン・シティ2」出せよ!と思っちまいました。
その「シン・シティ」続編にも後々ガッカリすることになるんですけどね…
あの頃のワタシにはまだ知る由も無いのでしたw