Bellen

トップガンのBellenのネタバレレビュー・内容・結末

トップガン(1986年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

○新作を観る上での予習材料として視聴。トム・クルーズが主演で、米海軍のエリートパイロット養成訓練学校に入ったマーヴェリック(トム)の話。

○いきなりトップガンに配属されるも、気性の荒さもあって、周囲といきなりは馴染めず、唯一の親友(グース)と共に飛行訓練を重ねる中で成長していく。しかし、ある日、訓練中にトラブルに遭い、二人とも脱出を試みるが、その際に親友は亡くなってしまう。

○また、それとは別途、訓練初日の前夜にバーでナンパした美人女性が、訓練学校の指導教官ということが判明。最初はあしらわれるが、次第に距離を詰めていき、「狙った獲物は逃がさない」とばかりに女性教官の心を開いていく。

○トップガンでのライバルのアイスマンも次作で良い味を出すことに。

○航空シーンのアクションは中々に力が凝っていて、迫力があり、見応えあり。

○全体として、オールドファッションな80年代の荒削りなアメリカ映画という感じ。若かりし25歳のトムの笑顔が爽やかすぎて、ハマり役。いずれにしても、自分の中では最新作の伏線、という扱い。一人のパイロットの成長や人生に焦点を当てているが、なぜそもそも戦うのか(国としても、本人としても。特に国については、次作もそうだが、国際関係を考慮してか、あえて相手国の名前等は出していないが、その分戦う必要性というリアリティが減った印象)という点が弱い。36年前の映画というので、続編があること自体に驚きを隠せない。

○あと、音楽は時代も感じられて非常に良い。
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