このレビューはネタバレを含みます
●備忘用
●3つの視点から同一の話を描き出す構造になっているが、同じ現象を追っているとは思えないほど、3つの視点から観た時の見え方が異なっており、それこそが「怪物（※）」なんだろうなと感じた。
（※自分なりの解釈だと、一人ひとりの目線では間違ったことをしていないのに、集合体だと、ボタンの掛け違えのようになって、何か見えない力によって全体が悪い方向に行く現象？）
●キャラクターも一人一人エッジが立っている。いじめ×LGBTQ的な世界に苦しむ少年、その少年に”普通な家族”を築いてほしいと”悪意なく”愛情が注ぎ込む母（安藤サクラ）、ただの好青年な新米教師なのに、濡れ衣を着せられて全国報道までされてしまう教師（瑛太）、真相不明なものの、自分の孫をひき殺した説が浮上する一方で、ひたすら学校の存続に異常に固執する長先生、などなど。
ちょっと考察サイト読んで備忘的に追加する可能性あり
