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君たちはどう生きるかのBellenのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

●結論を先に言うと、「よく分からなかった」。なので、考察サイトを軽く読んで、少しは理解出来た気がするが、もう少しその辺を読み漁ってからもう1度観ないといけないと感じている。

●大叔父が作り出した鳥だらけの別世界の”塔”に迷い込んだ母親の妹を連れ出すためにお婆ちゃんと迷い込み、紆余曲折を経て、大叔父が希求する理想の世界(争いのない穏やかもので、13個の積み木の絶妙なバランスによって保たれているもの)を引き継がずに、現実世界に戻ってくるという話(※)
(※)書いていても、自分で何を言っているか全くわからないレベル

●宮崎駿的な「肥大化する人間VS自然」という対比を追い求めるならば、大叔父の世界を維持するという世界線もあり得たような気がするが、そこはやはり現実世界の中で、人間として生きていかないといけない、というのがもしかするとメッセージなのかもしれない(全然違うかも)。

●なくなったはずの母親(ヒミ)が別の時間軸から主人公(マヒト)と同年代となって塔に出現し、二人で経験を共にした上で、別々の世界に還っていく

●アオサギ(鳥形人間?ヒト型の鳥?)との友情はほっこりした

●少なくともいえることは、巨匠・宮崎駿の遺作になりうる作品であり、それだけの想いと熱量を込めたはず。初回の視聴では、まだまだ理解に至っていないと思う次第である。
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