あすとろ

るろうに剣心のあすとろのレビュー・感想・評価

るろうに剣心(2012年製作の映画)
3.8
斬れない刀で、流浪人は何を切る?

※ストーリーはFilmarksに記載されているため省略させて頂きます。

これ公開2012年なんすね…そんな前だったか、、、
公開当時観た時の記憶とリバイバル上映した時に観た感想を合わせて書こうと思います。

今観ても現行作品と張り合えるくらいの圧倒的な刀アクション!
当時小学生だった僕は本作を見た次の日から傘で剣心のマネをするくらい見たことのないスピード感あるアクションでした。
正直ストーリーに時間を割くとどんだけ時間を割いても描き切れないと思うので、アクションを主軸に最低限のストーリーやドラマを展開して行く流れは大友監督の正しい判断だったかなと感じました。

本作を撮る段階で監督と主演の佐藤健さんは「追憶編を撮らないといけない」と感じていたらしくそれもあり当時から続編を撮る気持ちはあったのか分かりませんが、もし「これ以上のアクションは続編で」と考えていたのなら非常に良い割り切り方だと思いました。
ぶっちゃけ他の続編がアクション盛り沢山な分、本作は「結構ドラマパート多いな」と感じてしまうと思います(実際自分も思ってました)
でも最低限基盤をしっかり整えなければシリーズ展開しても話が訳分からなくなってしまうので、ドラマとアクションの塩梅はとても見事でした。
俳優陣も実力派でキャラクターとの相性も良かったですし。

一種の時代劇として観ても、アクションエンターテイメント作品として観ても申し分ないくらいの1本!
是非ご覧あれ!
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