Mayo

ジュリー&ジュリアのMayoのレビュー・感想・評価

ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)
3.5
2つの時代で料理の虜になった2人の女性の物語が交差していく作品。

思っていたより、料理料理で推してこなくて、でも出てくるフランス料理はとても美味しそう。ジュリーとジュリアが料理を作る過程を重ねる描写も一回くらいしかなくて、それがちょうど良かった。あくまでも人を描いている感じがして。

メリル・ストリープとエイミー・アダムスがとにかくチャーミングで魅力的。メリル・ストリープのモノマネ風お芝居は最初鼻についたけど、本人こうだったんだろうなと思い慣れれば後半は気にならず。
メリル・ストリープ演じるジュリアの背の高い妹役でジェーン・リンチ出てきた時には笑っちゃった。

2人の生きる時代の、それぞれの場所がとても素敵。ジュリアは1950年代のフランス。パリの重厚でお城の様な家の、カラフルで明るいキッチン。ジュリーは2000年代のクイーンズ。ピザ屋の二階、狭いけどリアルで可愛らしいキッチン。
ジュリーはこの映画の中で30歳になり、色々な転機を迎える。いまの自分とも重なり、何となく共感して勇気をもらいながら見れた。
そしてジュリーにもジュリアにも、とっても素敵な旦那さんがいて、こっちまで幸せな気持ちになった。女性の成功の裏には夫の支えあり!

前半で、ジュリーの成功しているウザい友達が助手がいるのをひけらかしているシーンは実話ではなさそうだけど良かった。後々、ジュリアの料理本の中にある「助手のいないあなたでも作れるフランス料理」という言葉につながって。でもそれだけに、最後に彼女たちをギャフンと言わせたかったな。

最後のジュリーとジュリアとの微妙な関係はよくわからなかった。実話なのかもしれないけど、映画にはいらなかったのでは。

劇的な何かは起きたりしないのだけど、2人が思い悩みながらも料理で成長していく姿を見ているのがとても心地よく、休日の午前中に観るのにもってこいの作品だった。