鍋レモン

スパイダーマン3の鍋レモンのレビュー・感想・評価

スパイダーマン3(2007年製作の映画)
4.3
⚪あらすじ
月日が経ちスパイダーマンは市民にとって、無くてならない存在へそして人気者へと変わっていた。大学にもちゃんと行き成績はいつもトップ、MJとの交際も上手く行き全てが順風満帆であった。しかしある出来事が切っ掛けで全ての歯車が狂い始める...。

⚪感想
三部作の締めくくりに相応しいぐらい豪華。
ヴィランとしてサンドマン、ニューゴブリン、ヴェノムって凄すぎる。
ここにきてグウェン・ステイシーが出てきたのも嬉しい。
サム・ライミ版はヴィランになるまでのストーリーが結構細かいから絶対悪とはならない所が好き。

自分が正義でも敵が悪とは限らないし、自分にとっての悪は相手にとっての正義だったりするのが伝わってきてものすごく辛い。

サム・ライミ版のスパイダーマンは圧倒的「親愛なる隣人」って感じがする。
遠い存在のヒーローではなくて本当に市民に寄り添っている感じがたまらない。

最後のバトルはめちゃくちゃ最高だし、泣いた。
こんな心動かされる戦いがあるとは...。
一人一人のセリフに号泣。

トビー・マグワイアが今回もカッコいい。
ヴェノムに魅了された時はさらにカッコよかった。ダンスシーンが妙にダサくてツボ。演技力すごご。
けどなんでグウェンとキスしちゃった!?
MJとのすれ違いもなんか辛い。片方が上手くいってるとき、片方が上手くいってない。
親友であるハリー・オズボーンとの関係性も胸が痛いけど好きな描き方。

MJは三部作まとめて相変わらず。
なんでキスしちゃった!?がここでも...。
海外の恋愛観をよく知らないから否定は出来ないけど...。

ベンおじさんの追加ストーリーは要らなかった。『スパイダーマン1』での良さが...。

今回初めて気づいたけどピーターの住んでる家の大家さんとその娘さんめちゃくちゃ可愛い。

スタン・リーの「1人でも世界は変えられる」というセリフが最高。

個人的にサム・ライミ版スパイダーマン三部作最高傑作だった。
これはDVD買ってしまうやつ。

子供の時に観た時はこんなに面白いとは思わなかったのに、今になって面白さに気づいた。

『友達だろ?』で私の感情はパニックです。

幻の4作目を観たかった。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。

⚪パンフレット所持
鍋レモン

鍋レモン