諸星だりあ

静かなる決闘の諸星だりあのレビュー・感想・評価

静かなる決闘(1949年製作の映画)
3.8
黒澤映画の黄金コンビ、志村喬&三船敏郎が親子役の作品。
藤崎に対する「不幸」というキーワードが戦争批判に繋がる色濃いヒューマンドラマとして完成度が高い。

クライマックスである藤崎の激白とるいの涙は、まさに食い入る様に見てしまった。
ラストの父の台詞も含め、昭和20年代の日本が抱える癒えない傷を生々しく描いた傑作だと言える。
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