静かなる決闘の作品情報・感想・評価・動画配信

静かなる決闘1949年製作の映画)

製作国:

上映時間:95分

ジャンル:

配給:

3.8

あらすじ

野戦病院には次々と運び込まれる負傷兵や患者がおり、軍医の藤崎恭二は休む暇もなく手術台の横に立ち続けていた。陸軍上等兵の中田龍夫は下腹部盲腸を患い、命危ないところを恭二の心魂込めた手術により救われる。だが、中田は悪性の梅毒にも罹っていた。

『静かなる決闘』に投稿された感想・評価

戦時中、手術時の指のケガで梅毒に感染した医師。
戦後、婚約者と結婚のはずが婚約を破棄。
医師の苦悩を描いた作品。

元ダンサーの妊娠中の未婚の母が病院で働く事で、未来の生に向かう者て、過去に向かって…

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主人公の聖人君子ぶりが、本音で揺らぐところが面白い。
「性欲魔人になりたいの~ラブ注入💛」(あくまで意訳)

手術中の事故で梅毒に感染した三船敏郎扮する医師が、婚約破棄を決意する。
「その人間の肉体…

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4.6

これが黒澤明最初の大傑作だと思う。

手術中に指の傷口から梅毒に感染してしまう医師が苦悩する。
このログラインが面白すぎる。
全ての主要人物がこのログラインをより深掘りしてストーリーを面白くするため…

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当時は不治の病だった梅毒の恐ろしさを描いた医療ヒューマンドラマ。
静かな作風ながらも人間の本質、簡単には表現できない様な複雑な心の内を映し出していてグイグイ引き込まれた。

梅毒に侵されながらも医師…

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3.6
このレビューはネタバレを含みます
YouTubeにて
血液感染梅毒
一度ぶちまけるも落ち着いて
それでも生きていく


うろ覚え↓
そりゃ売れねーわって内容 いい話なんだけどね…
己の欲望を倫理観と正義の心で押さえつけこの先何十年と続く闘病を静かなる決闘と称したのは本当に素晴らしい。この静かなる反戦の誓いのような映画が戦後4年で出てきたのか。

終戦直後の日本を象徴するかのような話。戦争は人々の心の傷に深く入り込み体を蝕んでいく。『酔いどれ天使』や『野良犬』と比較して画に落ちつきがある印象。まだところどころ脚本に荒さが目立つ。主人公の恭二と…

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登場人物どれも一人ひとり個性的で魅力的だが、特に千石規子の新人看護婦のキャラクターが実に良い。まさにツンツンデレデレ。観客含む皆に代わってクズofクズの中田をビンタするシーンは素晴らしい。もし自分が…

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このレビューはネタバレを含みます

手術した患者から梅毒をもらってしまった主人公、自身の病のことを付き合っている人に告白しないままな中、孕んだのちに男に逃げられた女性や、主人公に梅毒を与えてしまった男、彼らの「抱えているもの」を軸にそ…

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ねれ
3.0

▼5/2/25再鑑賞
【YouTube(角川シネマコレクション)】

▼1/5/16鑑賞
【日本映画専門チャンネル(1/1/16録画)、字幕放送】
https://filmarks.com/movi…

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2025/06/02 22:00現在

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