デヴィッド・ザッカー、ジム・エイブラハムズ、ジェリー・ザッカー（通称：ZAZ）のコメディーユニットの最初の映画作品であり、ジョン・ランディス監督が成功のきっかけを掴んだ作品です。そういう意味ではかなり記念碑的な作品なのですが、中身はかなり（いい意味で）グダグダです😍

基本的なフォーマットは「モンティ・パイソン」風のコメディースケッチです。ニュース番組や映画の予告などのパロディーです。「モンティ・パイソン」はバカらしくても英国風の間接的で皮肉が利いたユーモアがあり、今からみれば少しオシャレな部分もあります。一方で本作『ケンタッキー・フライド・ムービー』は徹底的にアメリカ的なバカです。直接的なエロで全くオシャレな部分がありません😂

いきなり最初から青少年のニキビから石油を精製するアーゴン石油のCMからはじまります。次がニュース番組なのですが、ジョン・ランディス監督の特徴の一つである「ゴリラ」がまずここで登場します。

次がポルノ映画のパロディ"Catholic High School Girls in Trouble"で、このタイトルは有名なポルノ映画監督二人のアナグラムなのだそうです。いらん部分に凝ってる！

さらに映画ネタは続きます。最近は4Dの劇場が増えていますよね。4DXとかMX4D。映像に合わせて香りがしたり、風が吹いたり。あれの人力版の"Feel-A-Round"がこの映画で登場します。客の後ろに制服を着た職員がいて手で4Dを後ろから体験させてくれる。この"Feel-A-Round"の映画館で上映されているのが"See You Next Wednesday"です。この"See You Next Wednesday"を映画のどこかに紛れ込ませるのもジョン・ランディス監督の特徴の一つですよね！

ここまでで前半。後半はブルース・リーの『燃えよドラゴン』のパロディーやブラックスプロイテーション映画のパロディー（カッコいい！）など盛りだくさん。短い時間によくこれだけギャグを盛り込んだなという感じです。

じゃあ、この映画はめっちゃ面白いのか？と問われれば、「ビミョー」と答えるでしょう。声を出してゲラゲラ笑うまでには至りません。「観るべき部分もある」程度です。ZAZにとってもデビューですし、ジョン・ランディス監督も駆け出しですから。それでも、彼らがこの作品をきっかけに名作を生み出す立場を得たのだから、歴史的な意味はあると思います。

それにしても、もうちょっとマシなジャケ写はないのか？
オリジナルはこちら。
https://www.amazon.co.jp/Kentucky-Fried-Movie-DVD/dp/B0001M1JT8

僕、下スッポンポン

そんなわけで『ムービー43』が目指したこちらも鑑賞

ジョン・ランディス監督作品ということもあり、面白さはお墨付きですね！

1977年作品ながら、今でも十分笑えるひっどい作品でしたw

ドナルド・サザーランド出てるってあるけれど、10秒も出てないんですけどーっ(笑)
もーwこういうの大好き(*‘ω‘ *)


ストーリィは……

・ニュースの時間
中継は繋がらないし、キングコングは暴れるし、占いが当たって死人が出る

・『カトリック女子高生の災難』ではおっぱいばいんばいん

・感じる映画は斬新な4D

・インタビュー番組ではマイクが大暴れ

・頭痛にも頭部打撃にも効く頭痛薬のCM

・SEX指南レコードからは
｢わだずば抱いてけろ｣

・ブルース・リーもどきのアクション映画では"香港"と字幕の出るニューヨークが(笑)
『恐竜神父』の元ネタ？！

・『ザッツ・アルマゲドン』にはドナルド・サザーランドが秒出演

・法廷劇ではハチャメチャ交戦
自分のファーストネームを思い出す為に"誕生日ソング"歌うのには爆笑！

・予告編集
酸化亜鉛て重要からのリフォーム？！


等々です☆



冒頭から原油不足について。
若者のニキビ、イタリア人使用済み櫛、そしてファストフードから精製します！

"死者を守る会"とか
SEXを目撃するTV番組とか
危険を恐れない男とか

本当に酷い( ・∀・)ﾉ

ん～イイ時代だ♪

こぅさんオススメ有難うございます！！

ブロンコウィッツ

ＴＶ番組、ＴＶＣＦ、ヒットした劇場用映画、映画の予告編、ＰＲ映画など映像メディアをパロディ化し皮肉ったいくつかのエピソードをまとめたコメディ

クスクス笑える

ネタがたくさん
これはずっと見てられますね

少しエロい

本人出演もありです