ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょうの作品情報・感想・評価

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ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう1972年製作の映画)

Woody Allen Everything You always wanted to know about Sex, but were afraid to ask

製作国:

上映時間:88分

3.6

「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」に投稿された感想・評価

tjZero

tjZeroの感想・評価

3.6
え~自分も歳を重ねてまいりまして、「人生50年」のサムライの時代だったらそろそろ亡くなってもおかしくない年代に入ってきました。

そうなると、「結局、自分の人生って~だったな」とか考えることが増えてきました。

映画に関しても、です。
いろんなジャンルを観てきたけど、整理してみると、自分が好きなのは”007”と”ウディ・アレン”だなあ、と絞れてきました。

なんでこんなに極端なんでしょう。
片方は莫大な予算をかけて世界を渡り歩くスパイを描いた大作、もう一方は低予算で街中のイザコザをスケッチしたような小品群。

でも、この両者、実はテーマ的には大いに似通っているのです。
それは、”生と死”。

まずは007。
主人公のジェームズ・ボンドは殺しの許可証を持った諜報員ですから、”死”がそこら中にあふれています。
自分が敵を殺したり、敵に味方が殺されたり…毎日のように死に接していても不思議ではありません。
普通の人間なら、精神に異常をきたしてしまうでしょう。
ボンドが過剰に女好きなのも、死と対極にある”性”をむさぼり尽すことで、何とかニンゲンとしてのバランスを保っているのかもしれません。

そして、ウディ・アレン監督作品。
複数観た事があるかたなら分かると思いますが、ほとんどが”生と死”、または”性と死”を描いた作品ばっかりです。
生(性)に比重が大きいと、軽めのコメディになります。『アニー・ホール』とか『世界は女で回ってる』とか『それでも恋するバルセロナ』など。
死が前面に出てくると、シリアスなドラマになります。『インテリア』とか『重罪と軽罪』とか『マッチポイント』など。

こうしてみると、水と油かと思われた007とウディ・アレンも、”生(性)と死”という大きなテーマを扱っている共通点があります。
アレンが007の番外編である『カジノ・ロワイヤル』(’67年版)に出演しているのも、必然だったのかもしれません。

まあ結局、”生と死”または”性と死”って、近松やシェイクスピアの昔から、ニンゲンが興味のある究極のテーマなのでしょう。
だからこそ、アレンは半世紀近く映画を撮り続けているし、007はそれ以上シリーズを続けていられるのかもしれません。
さる

さるの感想・評価

3.6
全7話のエピソードで構成されたオムニバス・コメディ。
自らの映画に"精子"役として出ちゃうのが最高。
いみ

いみの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

映画としてはまぁまぁかな、とはいえ笑ったし
一度は見ておいて損はないかもしれない。
ウディアレンの作品の中だと「人生万歳!」「マッチポイント」「ミッドナイトインパリ」
とかが好き。

備忘録としてメモをする


◼️媚薬に効能ありや
ラスト
道化師の妃への行い(媚薬を妃に飲ませ事を行おうとするも王があつらえた貞操帯に手が挟まってスカートのなかに隠れる)がバレて首を跳ねられる

◼️ソドミーとは何か
ラスト
羊に恋をした内科医は裁判で負け職を失い自暴自棄に。愛する羊デイジーも(相談しにきた元の飼い主に奪われ)失い、道端でウール用洗剤を飲んでいる(自殺?)

◼️達しにくい女性がいるのはなぜか
ラスト
感じにくい妻の性癖は人前で行うことだった
デパートでレストランで…
最後は家具屋?でドッタンバッタン!
不思議に感じた店員が物陰へ行くと着衣の乱れた二人が出てくるところだった
なにかに気づいて戻る妻、
黒いショーツを拾ってくる
二人は何気ない顔をし、店内をあとにした

◼️女装趣味はゲイか否か
知り合いの家で女装をした夫はバレると思い家から出ていく
そこに偶然引ったくりにあってしまい警察沙汰に。大騒ぎの中妻が家から出てきて
その女は夫よ!!
女装がバレて夫婦の寝室用での会話
「そういう人向けの病院があるから行きましょう」と妻、
「いい妻だ、行くことにするよ」と夫

妻「でもあのときの警官の顔ったら!」
夫「はははは!」

◼️変態とは何か
ラスト
この人の変態なんでしょう というクイズ番組の中で
縛られてSM嬢にムチでしばかれながら妻を横に座らせ骨付きチキンを食べさせる
という変態が出てきて、実際にそれをやるところを白黒のその番組内で取り上げられているところ

◼️セックスの研究 実験による結論は正しいか否か
ラスト
男女のカップルがセックス研究所を訪れる
偉大な医師だと思っていた人が狂気のあるサイエンティストで
女性を捕らえて性の実験体にしようとするが
彼氏がそれを救う
どんぱちやると発火、研究所は火を浴びてどんどん崩れていく
その時、研究所から巨大なおっぱいが出てくる
人を襲うおっぱい対策として巨大なブラジャーを設置して誘導する男(ウッディアレン。カップルの彼の方)、なんとかおっぱいの捕獲に成功。
惚れ直す女…
夕日をバッグに男は女に話す
「言いたくないことだが僕は乳パットで授乳されたんだ
それでやる気が出た
今度のことでわかったが
性には未知のままがいいこともある
僕には未知が多いけど」

◼️射精のメカニズム
脳の中を表現したセット
複数の人間がその"指令場所=脳"にいて働いている
女の人とキスから始まり射精されるまでを描く
ラストは
射精が終わり大成功を祝う職員たち…
しかし二回目のセックスが今まさに始まろうとしていた
係りが大声で「二回目だー!各自位置につけー!」と言って終わり


羊に恋した男、おっぱいオバケ、射精
が面白かった。
おっぱいのあの音、あの大きい美術品…
ブラジャーも原寸大で作ったんだね
すごい
笑った。
ウッディアレン、さすがです。
面白かった。
はにゅ

はにゅの感想・評価

4.0
ウディアレンのセックスパロディ祭り。
いい意味で物凄くぶっ飛んでる。
moeka

moekaの感想・評価

3.6
ウディアレン制覇したくて鑑賞
自分でもよく手に取ったと思いますが、邦題の出オチなので大丈夫です

オムニバス形式で、いくらなんでもしょうもなさすぎるのが約1本あったのは気になったけど、全体的に発想が面白かったです🍅🐏


1番印象に残ってるのはオープニングとラストで約2分間ずつ映し出されたうさぎの大群!ずっとあのシーンでもよかったです!
プレイボーイのロゴでうさぎが抜擢されたような理由でうさぎだったんでしょうね

本当に可愛かったです、白うさぎの大群最高!
特に冒頭1:30付近でアップになった2羽が可愛かったので是非注目して観ていただきたいですね
tak

takの感想・評価

4.0
ウディ・アレン映画が大好きだ。時にシリアスに、時にクスリと笑わせてくれながら男と女について考えさせてくれる。どの時期の映画も好きなのだが、そもそも僕が最初にウディ・アレン作品を観たのが「スリーパー」なもので、初期の笑える映画も繰り返し観てしまう。その中でももう何度観たかわからないくらい好きなのがこの「SEXのすべて」。忘れもしないけど、80年代に日本初公開されたとき、僕が住んでいた地方都市では「13日の金曜日PART2」の同時上映だった。「それはないよー」と涙をのんだ高校時代。あ、別にエッチな興味でどうこうではありません。もちろん、タイトルだけで裸がでない変なコメディである予備知識はもった上でだから。社会人になってレンタルビデオ店で発見。そして最近ウディ・アレン旧作の廉価版DVDが発売されたもんだから、迷わず予約した。「アニー・ホール」や「マンハッタン」よりも、僕にとって優先順位は上(恥)。

この映画は7話構成のオムニバス。面白さにバラつきはあるけれど、それぞれに魅力がある。王女の裸を見たいばかりに媚薬を使う道化師、獣となさって人生を踏み外す医師、変わった性癖の妻をもつ伊達男、女装趣味のおじさん、変態さんが登場するテレビ番組、マッドサイエンティストの性研究。そして男性の体内を舞台にした"ミクロの精子圏"。第3話では、「前戯が大事だ」とアドバイスされたイタリア男が「えっちたーれ(前戯)」と繰り返す台詞まで面白い。恋人の羊と引き裂かれた医師をジーン・ワイルダーが演ずる第2話は、悲しくもおかしい。6話は、ホラー映画やB級SFの老舗ハマープロ作品のパロディ。性を研究するマッド・サイエンティストの宅で起こった事故から、現れた巨大な乳房が町を襲う衝撃作(笑)。母乳攻撃する乳房に、十字架を片手に挑む主人公には笑える。今観ると女装癖を隠していた夫に「打ち明けて欲しかった」と言う妻の姿に、昔と違って暖かなものを感じる。

ラストの"ミクロの精子圏"は、女性を口説いてセックスに及ぶ男性の体の中で何が起こっているのかを描いた大傑作。同じようなネタは世界中にあれこれあるけれど、これほどバカバカしくてでも身につまされる(汗)コメディがあろうか。行為がうまくいかない原因を探すところや、出口に向かって精子が行列をつくるところは映画史に残る名場面。いろいろ言うよりもまずは観るべし。好き嫌いは普通の映画以上に分かれるだろうけど、一度ハマったら抜け出せない魅力ある大傑作。
タイトルにはそうあるが、SEXのすべてについては教われない七編オムニバス。後半二編が大掛かりでバカバカしくて好かった。
がく

がくの感想・評価

3.5
ウディアレンの下ネタオムニバス。


ウディアレン、若いな〜。
Hayato

Hayatoの感想・評価

-
これは、、、!笑
ショートショートストーリーを映画にしたらこうなるのかって感じ。たぶんだらっと観ようと思えばだらっと観れて、
色々楽しもうと思えば、ウディアレンらしいウィットを探らないと分からなかったり、いわゆる教養が必要なんだろうなっていういつものパターンですね。
でもずっと観たかった作品の1つだし、初期作はエッジが効いててたまーに観ると好きです。

このレビューはネタバレを含みます

この絶妙な意味不明世界観やばすぎる!
意味不明なコメディあんまり得意じゃないのにウディアレンだけはなぜか好きだ〜!

特に第4章と第7章が素晴らしい!意味不明!!

これ、何気なくアイデアと映像具現化の方法が素敵すぎて、スクリーンでみたい!


(備忘メモ)
→0'33-0'44の第4章"why do some women have trouble reaching an orgasm 達しにくい女性がいるのはなぜか"、イタリア語?謎すぎて面白い。。突然のイタリア語・・ウディアレンの役がマフィアごっこみたいで面白すぎる・・笑 音楽が一々お洒落だから更に笑かしてきて面白い。
→0'40の音楽笑 普通でいくと物凄いかっこいいやつなのに、この使われ方面白すぎてやばい!笑
→0'43"30頃のテーブル下から出てくるシーンやばい笑 演技上手すぎる。
→0'52〜の第5章"what are sex perverts?変態とは何か"章の冒頭、ショー的でとてもかっこいい!その後も若干カメレオンマン的な映像笑 またしてもこのアイデアの豊富さ。。天才すぎる!
→第6章の1'09-1'11辺り、珍しくお金かけてて面白い。なぜここでこんなに頑張ってるの面白すぎる。ここも音楽がいいから逆に笑かしてくる〜
→1'14"10とか静止画にすると冷静に色彩とか構図とか結構綺麗で笑える。
→1'15、会話内容意味不明なのに画と音楽が綺麗すぎてロマンティック〜
→第7章、このアイデアも凄い!SF!アドベンチャー!フィットチーネからのJesus Christ面白すぎる。俺だけ場違いだ。。
→終わり方は若干無理矢理感が。。笑
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