衣装、セット、演者。そして歌と演奏すべてが豪華絢爛で素晴らしいミュージカル作品。
歌だけでなく、セリフにも節々に笑いどころがあって楽しいし、当時のイギリス文化の描写も見所。
そしてこの映画では大女優Aヘプバーンの喜怒哀楽がすごくでていて彼女の色んな魅力を堪能できる。
おてんばオードリー、コメディエンヌなオードリー、ドジっ子なオードリーにいつもの神々しく美しいオードリーなど沢山の彼女を観れる。
他にもオスカーを獲得したRハリソンの偏屈なヒギンズの演技もとても面白おかしく、オードリーとの掛け合いに笑いと真剣な一面が交差していた。ホームズで有名な若き日のJブレットも端役ながら、眉目秀麗で透き通った歌声が印象的だった。
これぞミュージカルと言わんばかりの王道をしっかりとりいれた正統派な作品です。