⚪概要とあらすじ
長編デビュー作『運命じゃない人』がカンヌ国際映画祭4部門を受賞したほか、多数の映画賞に輝いている内田けんじ監督による新感覚エンターテインメント。
母校の中学で働く教師、神野(大泉洋)のもとに、かつての同級生だと名乗る探偵(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。探偵は、神野の幼なじみで今は一流企業に勤める木村(堺雅人)の行方を追っていた。心ならずも木村探しに巻き込まれるうちに神野の知らない木村の姿が明らかになり、事態は誰もが予想しない展開に向かっていく...。
⚪キャッチコピーとセリフ
“甘くみていると ダマされちゃいますよ”
「お前がつまんないのは お前のせいだ」
⚪感想
ドタバタサスペンス作品。
軽く観れるどんでん返し。
しかもどんでん返しが何個かあるのが良かった。
とにかくサクサクっと進む。
途中あっと驚かされて、後半なるほどな。
ヤクザのところは少し分かりにくいかも。
大泉洋さん、佐々木蔵之介さん、堺雅人さん、常盤貴子さんと豪華キャスト。
出産の時に神野に車を止められた男性がムロツヨシさんだった。全く今と同じ演技をしていて不覚にも笑った。
妊娠した奥さんを置いて浮気かと思いきやからの怒涛の展開。
伏線が溢れすぎていて解説読んであとからなるほどってなった。
⚪以下ネタバレ
実は木村を匿っていた神野。
あゆみが実は美紀。
冒頭の令子の木村への告白は嘘っぽいと思ったらやっぱり橋渡しで神野への手紙だった。
でもそのシーンから夫婦と思わせるのがなかなか。
冒頭での新しい靴がラストで生きるって言う細さ。
大泉洋さん演じる神野はお人好しなんだけどいい人そう。
木村に勝手に車を使われ、煙草も吸われる始末。
佐々木蔵之介さん演じる北沢。そこそこ可哀想。
神野の妹と美紀がうまく入れ替わったように描かれていた。
前半の北沢の神野を嘲笑うセリフが後半神野が北沢を叱責するセリフになって面白かった。神野は教師だけあって説得力がある。
⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞。