長谷川真也

続・男はつらいよの長谷川真也のレビュー・感想・評価

続・男はつらいよ(1969年製作の映画)
4.0
1969年日本公開のヒューマンコメディ、寅さんシリーズ2作目。マドンナは佐藤オリエ。旅先は京都府。

一年ぶりに柴又に戻った寅さんは、葛飾商業学校時代の恩師・坪内散歩と再会する。一緒に酒を交わすことになったのだが、散歩の一人娘・夏子も同席しており、人目惚れしてしまった寅さんは調子にのって飲み過ぎてしまい病院に運びまれることに・・・、、

寅さんの母親、生きとったんか😲
劇的な再会とはならず口の悪い母親でしたが、寅さんの母親というのはとてもしっくりきましたね。
逆にさくらにはない寅さんの口の悪さや減らず口をよく喋るので、なんか辻褄が合うなぁと。
とはいえ、山田洋次監督もここまでシリーズ化するとは考えなかったので、この時は頻繁に出そうかどうか考えてなかったんでしょうね。
結果的に、それ以降は一回のみの出演で、寅さんシリーズは柴又の一家との物語が中心の話なので、準レギュラー化しなくて良かったと思います。

マドンナの夏子は爽やかで良かったですねぇ。
今回は落ち込むことが多い(毎回そういうことはあるが)寅さんですが、夏子の明るさで物語を引っ張ってもらってた気がします。

恩師役散歩には日本映画の重鎮、東野英治郎さんが演じられております。やっぱり存在感あるわあ😌