きさん

ミッドナイト・イン・パリのきさんのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

退屈で不満な人生に

芸術界の至宝が

ミッドナイトにアッセンブル!!!!

こういうの大好物!
引き込まれます〜(ヾノ・∀・`)

展覧会とか美術展行った後とか無性ぉ〜に観たくなっちゃうんですよねぇこの映画。
お気に入りの絵本を何度も読み返す様な中毒性が今作にはあると思います。

現代の昼のパリの風景も美しいですけど夜のパリは今も昔も格別。
街灯や店から漏れる、まろんだ光にノスタルジックが止まらない!
胸がぽかぽか熱くなる〜ッ(*・艸・)

治安や差別はこの場合考えないものとして、街を歩いて街灯や屋上や雨の情緒に浸るってすっごく素敵やん。現代のガブリエルちゃんみたいに古き良きものと雨に濡れる事さえ愛せる広い心と余裕が欲しい(´;Д;`)

シャンパンを浴びるように飲んでタバコを燻らせるパーティー三昧は実に享楽的でベタベタな1920年代!作り込みが素晴らしい!!シュルレアリズムの結婚式とかめっちゃ気になりすぎる笑

登場する巨匠達もこれまたクリソツすぎです。
晩年のお爺さんなポートレートが有名なヘミングウェイやピカソとか若い頃で検索するとまんまですわよ。ヘミングウェイさんがワイルドイケメェン‼︎‼︎
フィッツジェラルド夫妻は本人達より本人感あるんだからね!
ゼルダの自由奔放っぷりが画面いっぱいに表現されてて魅力全開。
そしてトムヒの金髪ジェラルドとエイドリアンブロディの若きダリにお口がニヤニヤしちゃってもう大変(*´∀`*)ダリのヘンテコカワイイ感じ好き。
ガードルートおかあさんの考察や評論がレベル高過ぎてチョットナニイッテルカワカンナイ(・ω・)デモナンカスゴイ‼︎
最高な人達に刺激を貰い、助言してもらうギル羨ましぃ!

私はイネズと別れて正解ギル擁護派です( ´_ゝ`) イネズは知識人かぶれポールと仲良くなればいいと思うの。学芸員のお姉さんに失礼なポールとだけは美術館行きたく無いわ〜(´・д・`;)

もっと芸術学に明るいとチョイ役の登場人物や会話の内容に興奮出来るんだよなぁ知識欲が駆り立てられる(ヾノ・∀・`)

あと映画のポスターはゴッホの星月夜が素敵ですが

ゴッホは

出ません!!!∑(゚Д゚)

ゴーギャンとドカさんは出るのにッッッ!!出してあげてよぅ!!ぼっち可哀想!!

あとルネサンスに迷子な探偵さんが時代旅行から帰って来れますように。
きさん

きさん