僕は極めて普通の人間だと思うので理不尽な展開には嫌悪感を抱く。この作品も見ていて胸くその悪くなる作品だ。
善人であるだけではうまくこの人生を生きていけないのだろうか…そんな考えに揺さぶりをかけて来ます。
この映画は主人公に同情すればするほど辛くなって来る映画。好き好んで見る物ではないし何度も見る物でもない。ただ、映画好きだけではなく普通の人にも一度は見てほしい。そんなエネルギーがある。駄作でもない。ただただ胸糞が悪い。
この映画は途中でミュージカルチックになる。自分はミュージカルはあまり好きじゃないがこの作品だけはスッと入れた。何故かはわからない。
名作だとは思うがやはりもう一度みようとは思わない。感想という感想が言えないのが感想だ。
虚無感と脱力感だけは随一だろう。