つるぴ

コピーキャットのつるぴのレビュー・感想・評価

コピーキャット(1995年製作の映画)
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2020/08/21
2022/05/15

過去の殺人事件の手口を真似た連続猟奇殺人事件が発生。姿なき模倣犯(コピーキャット)に女性刑事と犯罪心理学者が挑む傑作サイコサスペンス!

犯罪心理学者のヘレン(シガニー・ウィーバー)は、一年前に心理分析を担当した異常者ダリルに殺されそうになって以来、屋外恐怖症になってしまい、今はマンションに閉じこもり、酒と薬漬けの日々を過ごしていた。そんなある日、サンフランシスコで女性を狙った連続猟奇殺人事件が発生し、殺人課の敏腕女性刑事のM・J・モナハン(ホリー・ハンター)が、捜査を担当することになる。MJは協力を求めてヘ レンを訪れるが、ヘレンは協力を固く拒否。さらに過去のトラウマが襲いかかり発作で倒れてしまう。なんとか落ち着きを取り戻し、現場の写真を見たヘレンは、この連続殺人事件がかつて世間を騒がせたボストン絞殺魔事件の手口と非常に似通っていることに気づき、捜査の助言を始める。しかし、そんなヘレンに挑戦するかのようにヘレンの元に次の殺人を予告するEメールが届く。やがて、実在の殺人鬼をコピーした連続殺人事件が次々と発生。犯人は恐るべき知能を持っていることに気づいたヘレンはますますエスカレートしそうな予感に怯えてゆく...。さらにはヘレンのマンションに何者かが侵入した形跡があった...。

被害者の悲鳴は彼の苦痛を和らげます。殺人という行為によって生きている強烈な実感が得られる。次にくる感情は罪悪感ではなく失望です。期待したほど素晴らしいものでは無いこの次はもっと完璧にやろう。新たな命を奪う決意を固めながら。非常に細かいプランを練る。凶器はもちろん、ロープの結び方まで。男性に聞きます。何に興奮しますか?1番そそられるのはグラマーなボディ?それとも誘惑的なスマイル?スラリとした足かしら?連続殺人鬼は他人の死の苦しみを見て興奮するのです。男性の皆さんにお願いします。全員ちょっと立ってください。ここに来た以上みなさん私の言いなりよ。今まで女性にしてきたことを思えばバチは当たらないでしょ?20歳以下と35歳以上はの方は座って結構です。アジア系とアフリカ系の人も失格。座ってください。それじゃケニー、ライトアップして残った人達の顔がよく見えるように。どうですか女性の皆さん!頼もしいいい男ばかりでしょう?こんな人が食事に誘ってくれたらすぐOKするんじゃない?そこで、データを1つ。連続殺人鬼の10人中9人が白人男性。20歳から35歳です、この人たちと同じように。アルバートデサルボ、ビアンキとボーノ、バーコウィッツ、ダルマー、テッドバンディみんな物静かで控えめな好青年でした。職業を持ち、近所付き合いもあり、被害者は疑いもしなかった。FBIは獲物を探している予備軍が35人はいると見ています、こうして私が話している間も。もう結構よ、座って。あー、怖い。連続殺人鬼は20世紀の産物ではありません。でも、数が異常に増えてるのは確かです。フロリダ州はほぼ800万$費やして、テッドバンディ...を処刑しました。同じ大金を積み込むなら、終身刑にして科学的な観察の対象にするべきではなかったでしょうか。最も望ましいのは未来の連続殺人鬼を早く見抜くことです。殺人を犯す前に...。終わります。


公演が終わり、トイレに行く。警備員も確認したのに、便座にトイレットペーパーを敷いていたら、 首を吊られる。

ダリル・リー・カラム←
授業を聞いていた。途中で気づく。

13ヶ月後。

名前を呟きながら歩く。
アンディを探す。

にやにやしながら、何だかわかんないくらい女の子の写真を拡大。

電話マニアからモナハン刑事へ電話。

ゾディアックを逮捕したとか、老衰とか。

刑事が家に尋ねてきた。
捜査に協力して欲しいと頼まれるが、断る。

遺体の写真を見ていた。
警察が置いていったモノ。

興味があるのはオールディーズのヒット曲。
ボストン絞殺魔。アルバート・デサルボ。

なぜ、デサルボなのか?
ゲイシーやラミレスではなく。

メールが送られてくる。女の人がどんどん骸骨になっていく...こーゆー古いタイプの方がゾクゾクする。
でも、警察に連絡するけど、

ピーター・フォーリー。
お母さんのところへ犬の水を持っていく。
家族いるのに、普通に同じ家の中に女を連れ込んでいる。器具が揃ってる。顔に袋が被せられていた。青い薬を注射。

手口が変わったから、別の犯人だと言ってたら...。

2種類の精液。
ビアンキとボーノ。ゴミを捨てるなの立て札。
ヒルサイドキラー。

道に迷ったから教えてって近づいて...
車の中で死亡。

カセットが鳴ってた。
パートリッチファミリーの曲。
電話ボックスにメモがあるか。

デビッド・バーコウィッツ←

サムの息子のコピー

メモがあった。〝この言葉を君の心に刻んで、いつか戻ってくる。〟ヘレン宛て。

その頃、ヘレンの家では警官が外に行ってる間に、侵入。警察が駆け付ける。

ヘレン、頭を冷やせよ。なぞかけ?ダーマは首を切り落とした。ケンパーもリフキンも。まず、冷酷な心を持て。これが始まり。人格論理。自分が苦しんだから、次はお前たち。彼を冷酷にしたもの。両親から受けた拒絶と屈従というケースが多い。ゲイシーの父は気晴らしに殴り、ケッパの母親は思春期の息子を暗い地下室に閉じ込めた。彼も何かあった。今回が初めての殺人。恐らく。でも、ずっと考え続けてたこと。彼がコピー殺人に走ったのは殺人鬼と呼ばれる彼らの名声と人々を震え上がらせる力が欲しかったから。誰を選ぼうと何をしようと勝手だ。お願いなんて言わなくていい。もしも、その手を汚すなら芸術的な殺しをやろうぜ。自分のしてることを芸術だと思いたい。認められたいという切実な願望。たぶん立派な学歴の持ち主。技術畑の職にある人。それも精密度を要求される仕事。初めての成功に勇気を得たら、2つ目、3つ目にトライしよう。良心の痛みなんかは吹っ飛ぶさ。ゲンバーは1日に2人。バッディは女子寮で3人殺した。

有名になるには捕まるしかない。
そして、ヘレンが本を書く。

その夜、ベッドの中に虫が...。こりゃ最悪だ。
そして、シーツの中に、本と指が←

カラムとテレビ電話をする。
そこで、本はピーター・カートン(30年代のドイツの連続殺人鬼)に配達させた。と。
そんなピーター・カートンはカラムに手紙を送ってきていた。さらに、売ってくれって、500ドルで精液を。

〝俺にアンタの形見をくれ。〟
〝バタフライを1枚送ってくれ。〟
いや、パンティーかよ。

その代わりに落ち合う場所と時間を教えてくれる。

カラムには使徒が12人いる。
生かすも殺すも俺次第。

そーいえば、落ち合う場所と時間を聞いたのに、そのシーンなかったよな?え?笑

アンディ、かわいい◎
パートナーとパーティーへ。

その頃、警察では混乱に紛れて、中国人?が引き出しから銃を取り出していた。そして、ドーナツを食べないか?って近寄ったルーベンが人質に取られる。

ルーベン死す。
いや、撃って一安心すな。まだ銃を持っとるやないか。そこにいた全員、油断しすぎだわ。

次はダルマー。その次はテッドバンディ。

まさかのアンディが殺される。

テッドバンディはチャーミングな女性を強姦し絞殺。一晩に3人の女性を殺した。惨劇の場所は女子寮。カイオメガ。ケガを装っていて、片方の腕にギプスをはめ、松葉杖をついて。女子学生に近付いた。車は特徴のある派手な...ワーゲンビートル。ゴールドが黄色。

アンディのパートナーが身分証の顔を見て証言。
ピーター・フォーリー。

警察に成りすまして家に来て、ドアを開けた瞬間もう1人の警官を殺して、ヘレンを襲い、注射。

〝俺だよヘレン。〟

モナハン刑事もやってくる。

“ビデオを見ろ!”のメモ。
そこにはピーターがヘレンに赤いスーツを着せて

一番最初の現場を再現。

リンカーンよりも切り裂きジャックの本の方がずっと多い。

服を切っていく。
〝計画は、ちょっとだけ傷つける。上質な器具で。〟

コピーキャットって言ったり、唾を吐いたり。
でも、挑発には乗らない。

モナハンが到着するも、警報が鳴る。

モナハン、抵抗するも撃たれる。

ヘレンも抵抗する。わざと首を釣られて死のうとするが、死なれちゃ困るから屋外恐怖症だけど、外へ逃げる。
そして、笑い始める。〝いらっしゃい。かかってこいだわ。〟

ナイフをふりかざそうとしたその時...撃たれる。

そこにはモナハンが。見つめ合う2人。
動いた瞬間、大量に撃ち込まれる。



親愛なるコンラッド。

お手紙ありがとう。主を褒め讃えよ。神がハドソン博士を生かすと決めたことを。君はさぞ喜んでるだろう。主はいつも不思議な計らいをなさるものだ。まあ、そんなわけで俺は今、紛れもないヘレン・ハドソンがはいたパンティーが届くのを待っている。特別俺の名とサイン入りだ。コレクターにはたまらない一品になるぞ。お前にやるよ。ただし忘れるな、弟子は強くならなきゃ、他の奴の失敗を乗り越え成功を収めることはできない、ピーターは道を踏み外し、厳しい天罰を受けた。邪心は捨ててかかれ。そうすれば栄光は君の手に。復讐は我にありだ。聖書にそう書いてある。俺の言う意味は分かるな?しっかり獲物を追いかけろ。

ダリル・リー・カラムより。



この映画を最後まで見た後に、もう1度冒頭シーンを見ると、お!って発見があった。この映画を楽しむための「隠しコマンド」という表現がぴったりかもしれない。1回見るだけでは絶対に分からないけど、それに気づいた時「他にも隠しコマンドがあるのでは?」と、この映画を何度も見たいという欲求にかられる。

7名のシリアルキラーの手口をこの映画「コピーキャット」では再現している。その中には、ミルウォーキーの食人鬼ジェフリー・ダーマーや手塚治氏も短編漫画に描いたペーター・キュルテンなどが含まれている。

映画「コピー・キャット」の実行犯の青年の外見がジェフリー・ダーマーにそっくり。すごい!

有名なシリアルキラーは映画化されたり、書籍になったり、歴史に名を刻むよねー。その影響力をいつまでも発揮するのはさすが!


#◎ シリアルキラー祭!色んな名前が出てきて、わくわく!
つるぴ

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