撲殺

パルプ・フィクションの撲殺のネタバレレビュー・内容・結末

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

世間的に有名なのはヴィンセントとミアのシーンだが、個人的に1番好きなのはブッチの話。

まずブッチとファビアンの掛け合いが良い。生々しい。身近にファビアンみたいな知り合いがいるからかも。

ブッチのシーンは「デス・プルーフ」のラストで感じる高揚感に通じるものがあると思う。
主役のブッチとマーセルスがひたすら酷い目にあって、痛めつけられて、そこから逆襲する。シンプルに「foooo!最高!」と頭を空っぽにして楽しめるのが好きだ。


もちろんヴィンセントとミアの話も好き。特に帰宅後ヴィンセントがトイレで葛藤するシーン。私も学生時代先輩の恋人から露骨に思わせぶりな態度を取られて悩んだ。
ハメたいけど立場もあるから何とかそれを抑えてクールに振舞おうとする。その気持ちがわかるからこそ笑える名シーンだ。
撲殺

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