おらんだ

K-20 (TWENTY) 怪人二十面相・伝のおらんだのレビュー・感想・評価

3.2
第二次大戦が起こらなかった架空の1949年。日本は財閥が牛耳っており、貧富の差が激しい。そんな最中、怪人二十面相という怪盗が世の中を騒がせていた。
一方、サーカス団員の遠藤はタブロイド記者に、明智小五郎と良家のお嬢様の結納のパパラッチを頼まれる。

時代背景が所謂、大戦直後の為、妙な古臭さがある。そこに洋風モダンが入り混じり、大正ロマンのような奇妙な異国情緒がある。

全体的になかなか面白かった。怪人二十面相との対決であったり、サーカス団員という特性を活かしたアクションであったりと見所はなかなか多く、普通に楽しめる感じ。
ただ、いかんせん肝心の二十面相が…。またもや残念仮面。アクションのキザカッコよさであったり、ミステリアスという部分は良いのだけど、仮面が剥がされ、正体が明らかになった後がカッコ悪かった。正体の予想が簡単についてしまったのもマイナス。ミスリードは色々あったけど、すぐわかった。
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