どデカい困難に仕合わせ(=幸せ)ていく猛者どもの意気に涙がとまらんかった。己の名前も言えなくなった痴呆老人がなぜか百人一首は諳んじている。私どもが歳喰って痴呆になったとき、なにがこの身に残っているだ…
>>続きを読む家族が帰り、自分は残らなければならないと告げられたシーンで、暗い廊下には老婆が呆然と立ち尽くし、明るいドアの外では家族が笑顔で手を振ってるという残酷な対比が生まれてた。
真剣な表情で手招きしてた老婆…
☆本作については、珍しく書くにあたって、頭の中だけでなく、過去文献に当ってます。
即ち、山田宏一さんのインタビュー集「映画とは何か」を書棚から引っ張り出して、羽田澄子インタビューを再読しました(三十…
ラストに2年の月日が経過して施設が改装され、印象的に出てきた浴室から中庭の様子が一望できる大きな窓が映されるところにいたく感動させられる。所々出てくる家族が親たちの様子を答える場面での穏やかな表情と…
>>続きを読む羽田澄子が施設で2年間にわたり、施設の老人たちに寄り添い、捉え続けたドキュメンタリー。痴呆でも個性があり、喜怒哀楽もある。趣味もある。百人一首を暗記している老婆。愛嬌がある人間、人格がある。
岩波ホ…