ルームメイト

荒れた地元を飛び出し、ハーバード大を目指すデビッド
上流階級の家庭で育ち、歴史や名誉ある高校へアメフトの奨学生として転校する
その後友達もできて、順調な学生生活を送っていたが、デビッドのある秘密が明かされ......

エリートたちが学ぶ名門高校を舞台に、8人のクラスメイトの姿を描く青春ドラマ

家系とかコネとか
いい大学に行くことだけが全てなのか⁉︎

なかなか見応えあるドラマでした
イヤな先生や女性問題など、まさに青春時代
友情も難しいですよね〜

男子寮は楽しそう^^
風呂場でのシーンはスゴかったです

そして、俳優陣がみんな若い！
ブレイダン・フレイザーは、結構イケメン
マット・デイモンは、残念ながらゲスだった^^;
ベン・アフレックは、それほど出て来ない

音楽はいい感しでした

ラストの会話はなかなか印象的で、終わり方もアメリカらしい

1955年、アメリカ・ペンシルベニア州生まれで労働者階級出身のユダヤ人青年、デヴィッドは、アメリカンフットボールの奨学生としてマサチューセッツ州の名門校で進学校のセント・マシューズ高校に最終学年にして編入する。そこは苦労知らずの上流階級だらけの学校だった。ユダヤ人への偏見が多いこの時代、自らユダヤ人だとは言えず、隠し続けて生活するが、、、。

高校生活という青春にも関わらずデヴィッドは自身のバックグラウンドを必至に隠して生活。彼が通う高校は苦労知らず育った上流階級ばかりいてしかもユダヤ人を嫌っている。ハラハラした高校生活を送る。

その中でプレッシャー耐えれず自戒を崩壊する人いたり、カンニングが発覚して不利な状況に追いやられたりと空気の重たい作品でした。

良い社会派作品として楽しめました。

マット・デイモンとベン・アフレックがすっっごく若い！きれい！とホイホイつられて観たら、胸が締め付けられる映画でした。

舞台は男子校と寄宿舎とあって『 アナザー・カントリー』を彷彿。あれは1930年代イギリスのパブリックスクール(中高一貫のエリート校)における校内の醜い権力争いを主軸に、同性愛やら共産主義やらに対する偏見が描かれた重たく難しいテーマでありながら、画面のどこを見渡してもお洒落なイギリスファッションに身を包んだ美青年・美少年しかいない…！ので私の中では完全に目の保養映画としてインプットされてしまった作品(すみません)。
ストーリーは私にはちょっと難しかったのですが、めちゃくちゃ若くてセクシーなコリン・ファースも観られて、耽美的な世界観にも浸ることができるから一石二鳥(*´∀`*)ﾉ

話を元に戻すと、
この物語の主人公はユダヤ人の青年デヴィット・グリーン。
彼はアメフトの奨学生として名門高校に編入し、ルームメイトやチームの仲間とすぐに打ち解けていく。だけど仲間たちは彼をユダヤ人と知らずに接していて、あることをきっかけに彼がユダヤ人だとわかった途端、手の平を返したように接する。
｢ユダヤ人だから｣という理由で偏見の対象とされる青年の苦悩が描かれたほろ苦い青春ドラマ。

前半は男子高生がワイワイしてるのですごく楽しいんですよ。後半にかけて、ユダヤ人というだけですべてを失いそうになる理不尽さと、誰も彼自身を見ようともしないことが本当にもどかしくなっていきます。
でも主人公は挫けなかった…。


WWⅡを終えた1950年代のユダヤ人差別にくわえて上流階級の対立も描いたこの作品。
歴史が生み出した負の産物。
人種は違えど同じ人間同士で憎しみ合うことがいかに愚かなことか。

一筋の希望ともとれるラストは鈍い輝きを放つ。
最後のセリフも忘れられない。
重たい内容だけど、とてもいい映画。


あとキャストが後に有名になる若手俳優揃いでかなり豪華ですヽ( ´ ▽ ` )ノ

マット・デイモンは超爽やかで笑顔もキュートなのですが、意外にも悪役。でも彼もまた当時のシビアな階級社会で生きていくことに抗えなかっただけなので一概に悪いとは言えない。むしろ主人公に対して劣等感や羨望を抱く様は人間臭さがあり、私は嫌いになれませんでした。むしろ好き。

一方、ベンアフはほんとに端役でセリフ自体ほんのわずかなのですが、画面にはよく映りこむのでつい目で追ってしまう。大抵ぽかーんと口開けてて、雰囲気ぽやぽやっとしてるせいか可愛すぎて心配になるレベル。

マットは今も昔も全然変わらない印象を受けましたが、ベンアフは今の渋みを増してるほうがかっこよくて俄然好きです。
二人ともいい年の取り方をしてるなぁ〜(*´ `*)