あられ

HOUSE ハウスのあられのネタバレレビュー・内容・結末

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

大林宣彦監督の初映画監督作品。70年代の映画とは思えない、スタイリッシュで斬新な映画です。写真が動いてるみたいな映像。素敵な絵画の背景。和洋折衷の不思議なお屋敷。色っぽいシーンやグロい描写ありw

鰐淵晴子さんが登場すると、なぜか彼女だけに風が吹いて、西川貴教さんばりにスカーフをなびかせているのが笑えますw

作家の笹沢佐保先生が池上季実子さんの父親役で出演。寺内勘太郎の出立ちの小林亜星さん。ゴダイゴや大林監督の出演シーン。寅さんのそっくりさん。トラック野郎のパロディ等の楽しいシーンもありw



面白いニックネームを持った7人の高校生の乙女たち。夏休みにオシャレのおばちゃまのお屋敷に行くことに。

しかし、訪れた山の中の屋敷は実は化物。おばちゃまは、戦死したフィアンセへの執念で生き続けている生霊で、屋敷は全ておばちゃまの体=胃袋。そしておばちゃまは、少女を食べた時だけ若返って花嫁衣装を着ることができるのだった。

動かないはずの家や家具が動き出して、少女たちは次々にバリバリと食べられていく...😭
あられ

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