Tom2022

ハンナのTom2022のレビュー・感想・評価

ハンナ(2011年製作の映画)
3.0
ジャケットを見ると悲しげなヒロインがスパイとして活躍するまでの姿を描く映画のように思えます。さて、実際には、どんな映画なのでしょうか😄?

フィンランドの山小屋で元CIAエージェントの父エリックに、戦闘術を叩き込まれた16歳の少女ハンナが、CIAのマリッサと戦う事を決意します。そのマリッサに追われる事になったハンナは、自分が特別な人間である事を知り、マリッサとの決戦を迎えます。

ハンナが、CIA施設から脱出し地上に出たら、そこは、びっくりする場所でした。思わず「えーっ!」っと、言っちゃいました(これは、違う映画で、地上に脱出したら、船の中だったという演出に負けてませんね😄)。

田舎で世間の情報から隔離されて育ったハンナは、世間を全く知らず、見るもの触るものの全てが新鮮なところが面白いですね。特に、キャンプをしているファミリーの娘と逆ナンをした時の男性とのキスシーンは笑えました😆。

ハンナは、あの小さい体で、この闘い方はすごいなと思います。ただ、特別な人間である事を感じられるシーンがあまりなかったように感じました。

ところどころ、音楽に合わせてノリとテンポが良い感じの描写があります。ノリを重視する系の映画なのかなと思いつつも、それは一部のみでした。

さて、「心臓外しちゃった」で始まるこの映画ですが、このセリフが、見ていると意味のあるセリフになります。

また、この映画は、良く言えば、女性版ボーン・アイデンティティとも言えるかも知れませんね😄。
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