ドルフィンキック

キック・アスのドルフィンキックのレビュー・感想・評価

キック・アス(2010年製作の映画)
3.9
劇場公開当時、評判が良かったので、リアルタイムで、映画館で、観ました。
まさに、クロエさんありきの作品でしたね。
この映画でのクロエさん演じるヒットガールは、主役のキック・アスを喰ってしまう位の存在感でした。そこがこの映画が大ヒットした理由ではないでしょうか。ストーリーも、アメコミヒーロー映画にしては、何の特殊な能力も持っていないへタレなコスプレした青年が主人公って言うのが斬新だったと思います。あと、アクション面に関しては、香港映画にインスパイアされたようなアクション満載で、香港映画ファンの僕はニヤリとさせられました。
ヒットガールの二丁拳銃でのガンアクションは、ジョン・ウー監督作品のチョウ・ユンファを彷彿とさせましたし、格闘シーンにおいては、「ドラゴン・ロード」でのジャッキー・チェンよろしくとばかりに、華麗に壁を駆け上がり宙返り(壁宙)したり、オーバーヘッドキックを炸裂させたりと、激しいアクションをバッチリと決めてくれて、少女のヒットガールがゴツイ大人達をバッタバッタと蹴散らすアクションは圧巻でした。このアクションの為に、ジャッキー・チェンのアクションチームとトレーニングを積まれたと聞いたことがあります♪
だからこそ、あれだけの凄いアクションを披露出来たんですね♪