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極道めしのkuuのレビュー・感想・評価

極道めし(2011年製作の映画)
3.3
『極道めし』2011年108分
土山しげるによる日本の漫画作品原作の実写化ほのぼの系映画?ドラマ版もたしかあったような。
🍚🍞😋🍔🍢😻🌼🌻❤️🍡🍫🍲🍛
大みそかのムショ(刑務所)を舞台に、受刑者たちがおせち料理の争奪をかけて
“自らの経験したうまいもん自慢”
のバトルを繰り広げる姿を描く。
バトルの内容は、うまいもん自慢の話にはまってつばを飲み込み、喉をゴクリと鳴らした人数が最も多い者が、全員からおせち料理を1品ずつもらえるという子どもじみたゲーム。

人間誰しも防衛機制(英: defence mechanismてのは、受け入れがたい状況、または潜在的な危険な状況に晒された時に、それによる不安を軽減しようとする無意識的な心理的メカニズム)的に本性を隠して生きてる。
云い換えんなら仮面🎭️を被って生きてる。
『自分はハッタリ(ウソ)なんか付かず、何でも云う人なんやで、ざっくばらんに何でも云うわ。』
なんて、実はそれ自体が自身の心の本性を隠す仮面やったりする。
『私のことは私が誰よりも知ってるし、大局的に観ることができるで』
なんて云う人がしばしばいるけど、実際はどうやろ。
己が己を観たときが一番ミステリアスやし、なんも分かってないをが現実ちゃうかな。
アイデンティティはともかく、己が己を『こうだ!』ってキッパリ云える人は少ない。
まぁ居ないことはないやろけど。
初めて出会った人に、
『ねぇ君はどんな人なん?』
ちゅう質問ほど、考えてみたら愚かな質問になんちゃうかな。
何故なら、多くの人が己のことを一番知らないからっす。
『欲求』に、『要求』、ほんでもって、『欲望』ってのは同義語のようやけど実際は全く違う。
腹減った
➡なんか食わせ
➡原一平じゃない腹一杯
➡クソしたい
➡満足
➡早くグースカピー寝たい
➡嗚呼~快眠。
ちゅう一連の流れは生命になくてはならへん『欲求』(それらが一つでも欠けるとたちまち心身の不調が現れる)やし、
なら、沢山あるメシの種類のなかで、同じ喰うなら美味しいモンが食いたくなるんは人の常で、それが『欲望』ちゅうこと。
この映画じゃ今まで生きてきた中で最も美味しかったのはなにかを話すことで(自己開示)自分じゃ見えへんかった自分が(本性が)やっと見えてくるちゅうことが描かれてる。
この映画のスジには、『欲求』と『欲望』の関係があって、
ヨダレがでるような料理を観客席に見せ付けると思たら、クソ穢らしい、将に糞するとこや屁をこくとこがやたらめったら出てくる。出もの腫れ物はナンチャラやけど。。。
それはまったくもって相反するものじゃなく、『欲求』と異なり『欲望』てのはホンマ掴みようがないものやし、
一般的倫理上での価値観や物語性のモンがあってはじめて成り立つモンや。
『欲望』てのはどんなときも、他の者の『欲望』への『欲望』やと誰かが云ってた。
これが地で行くのがこの映画やと思う。
だから、
『ねぇ君はどんな人なん?』
て聞くんじゃなく
『君が生きてきた中で一番うまかったんなにや?』
って聞く方が愚かな質問ちゃうと思う。
まぁこないに深く考え難しく書きましたが😊
映画の内容はコメディてすので軽く見てみてください。
自分はオモシロかったですし、ムショの生活もなかなか上手に描けてると、経験ある先輩が推薦してましたので、併せて観て下さい。
最後に
『あなたが生きてきた中で一番美味しいと思った料理はなんですか?』
小生は。。。
断食明けの、コーヒー牛乳(雪印メグミルク雪印コーヒー)と食べる
山崎製パンの『ミニスナックゴールド』熱量(kcal)538と高カロリーで食べ応えあるボリューム、加えて、品質、味、価格、評価⭐5
トースターでチョイ焼くのも、反対に冷蔵庫でチョイ冷やしてホンダン(シュガー)のサクサク感を感じながらもよし、
腹ペコならそのまま、時には渦巻きをほどきながら食する至福。
ガガリと恐竜の如く大口で齧るのも噛み跡気持ちよし。
故に小生は山崎製パンの『ミニスナックゴールド』すね。
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