Jaya

怪盗と判官のJayaのネタバレレビュー・内容・結末

怪盗と判官(1955年製作の映画)
1.6

このレビューはネタバレを含みます

鼠小僧次郎吉と遠山金四郎が互いの素性は知らず東海道をゆくお話。別に桜吹雪を見せるわけではありませんでした。

まるで歌舞伎だかオペレッタを見せられているようでした。陽気なのですが、昔ながらの人情ものといった雰囲気が色濃く、かなり退屈でした。

次郎吉こと勝新太郎と金四郎こと市川雷の若い姿は映えますが、演技は今一つでした。ストーリーも捻りはなかったのですが、鼠小僧が伝七だというのは驚きといえば驚き。金四郎が辞職してのハッピーエンドはさすがに無理矢理で、白けてしまいました。

悪者が捕えられて皆丸く万々歳、といった、なんとものっぺりした能天気な映画でした。
Jaya

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