グリフィン

息もできないのグリフィンのレビュー・感想・評価

息もできない(2008年製作の映画)
4.7
初見。字幕。
心揺さぶられましたね。映画の冒頭から容赦なく続く怒涛の暴力描写が凄まじい。暴力には暴力で返すことしかできない、暴力でしか自分を表現できない主人公の心情の変化を鮮やかに生々しく映し出しています。自分と似たような境遇の人と出会い、不器用ながらもやっと変われた、絆を取り戻せたと思ったところでの悲しい結末。暴力が生み出してしまう何とも言えないやるせなさを感じました。
ここ最近で観た韓国映画の中ではダントツでおもしろかった。
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