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ビジターQのkoyamaxのレビュー・感想・評価

ビジターQ(2000年製作の映画)
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三池映画の極北(かもしれない)

ある家族の崩壊と再生のドラマ。
ほとんど自己破壊ですが笑

近親○○、〇姦、DV、いじめ、〇人、○○剤、○○遺棄、人が崩壊する出来事がてんこもりです笑
そんな崩壊家族に謎の男が来て、、。
という展開から謎の二段階跳躍。

そもそも自身のフィルモグラフィが意外性で構築されている三池先輩ですが、暴力描写と展開の意外性が特徴ということで、、。
この二つが組み合わさったときの跳躍力は素晴らしいものがありますね。

今作は設定自体がアブノーマルすぎるのですが、内田春菊のリアル母乳噴射や遠藤憲一のリアル○○〇、リアル〇〇と、衒いがないツルツルのDV(デジタルビデオ)映像の「見せつけてやった感がない」平常運転で一切を描くことで、なぜか異常さとともに朗らかさも顕れてきます。

ジャンルはよくわかりませんが、笑うしかない展開に明日からもがんばろうと思いました笑


DV(デジタルビデオ)映像というのがまだビンテージになり切れない感じがあり、真の意味で郷愁をおぼえます(^^;
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