ローズマリー

ペイバックのローズマリーのネタバレレビュー・内容・結末

ペイバック(1999年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

461本目。
8月配信終了一気見17作品目。
悪だねぇ。騙されたとはいえ元々の14万ドルの入手の仕方も極悪だしその取り分を取り戻すために…っていう内容だからちょっと作品に入り込めず観るの飽きた。


背中にめり込んだ二発の銃弾を抜き取る手術から5か月の養生の後ポーターは復讐のために街に帰ってきた。身障者のふりをした乞食から金をまきあげスリをして手に入れた財布の中のクレジットカードで高級時計を買って質屋で拳銃に取り換え彼は妻のリンが住むアパートに行く。妻は彼が死んだと思っておりシャワーを浴びてひと眠りした後にポーターが見たのはヘロインの注射を腕に刺したまま死んでいるリンだった。5か月前ポーターは友人のヴァルの頼みでマネーロンダリングのために自動車で移動中の金を中国人からまきあげる仕事を助ける。その中国人たちはシートベルトをしていないので自動車をあえて正面衝突させてのびてしまった中国人たちから金を奪いリンが運転してきた自動車で逃走する。金は14万ドル。ヴァルとポーターは半分ずつに分けるはずだったがリンがポーターの背中を撃つ。ヴァルは瀕死のポーターに一枚の写真を渡す。彼が用心棒を務める娼婦のロージーとポーターが写っている。ヴァルはリンの嫉妬をつかってポーターを裏切ったのだ。
ポーターの目的は自分の取り分の7万ドルを取り戻すこと。そのためにヴァルを捜さなければならない。リンが死んだと知らずヘロインをもって来た男の情報からアーサー・ステグマンを訪れる。彼はヴァルの居場所をしゃべらない。「ポーターが来た」とヴァルに言うように言いつける。ヴァルはポーターが生きていたことを知って取り乱す。次に娼婦のロージーの居場所を探す。ポーターを愛する彼女からヴァルの住むマンションがわかる。娼婦と寝ているヴァルの元におしかけるポーター。だが組織に13万ドルの借金をしていたヴァルは金を組織に渡したという。7万ドルの請求先は組織になった。
ヴァルは組織に自分で始末をつけろと言われる。彼は待ち合わせたポーターをポーターが彼らの金を奪ったとヴァルから聞かされた中国人たちを使って殺そうとする。殺されかかったポーターだがステグマンの秘密の賭博場で出会った二人組の悪徳刑事が現れて助かる。リンの死も知っている二人はポーターが取り返した金を巻き上げようという魂胆だ。ポーターの跡をつけたヴァルがロージーの部屋に押し入る。ポーターを捜すが彼はヴァルと入れ違いに部屋を出ていた。ロージーにヴァルが乱暴しているところに戻ってきたポーターは組織の幹部の名フェアファックスとカーターとカーターの居場所を聞き出してヴァルを射殺する。カーターのオフィスが入っているビルの前にも二人の悪徳刑事、さらにステグマンまでがポーターの金を狙って現れた。カーターの手下をなぐりたおしてからポーターはカーターに金の支払いを要求するがカーターは自分にはそれをする権限がないと言う。カーターはボスのブロンソンに電話するとポーターは自分の金を得られないとカーターを殺すと言う。ブロンソンが拒否したので予告通りにカーターは殺される。
ブロンソンの息子のジョニーが誕生日にボクシング観戦に行く。試合会場を出た彼にロージーが「誕生日プレゼントよ」と呼びかける。彼女を本物のプレゼントと思って自動車に乗り込んだ彼はポーターに誘拐されてしまう。カーターが殺されたことを知って旅先から戻ったフェアファックスの家には先にポーターが来ていた。ブロンソンに電話させてポーターがジョニーを誘拐したこと、7万ドルをブロンソン自身がもってこないとジョニーを殺すことを告げる。組織はポーターの要求が13万ドルだと勘違いをしている。一方悪徳刑事二人はポーターによってヴァル殺しの容疑者にしたてられてもはやポーターを追いかけることはできない。中国人たちがポーターを殺しに現れるがステグマンを銃撃への盾につかって窮地を脱して逆に中国人たちを返り討ちにする。ところがそこに組織の男たちが現れてポーターは捕まってしまう。ブロンソンはいちおう13万ドルを用意してきたが拷問で息子の居場所を聞き出す。ブロンソンたちはそのアパートの一室へ行く。ポーターも連れてきたが自動車のトランクに閉じ込めてある。トランクから力ずくで外へ出たポーターは車内の電話からブロンソンらがいる部屋へ電話をかける。受話器をブロンソンが取るとベッドの下に仕掛けられていた爆弾が爆発する。ジョニーとロージーは別の場所にいた。ついに金を取り戻したポーターはロージーと旅立った。
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