和

X-MEN:ファースト・ジェネレーションの和のレビュー・感想・評価

4.1
「僕的、X-MEN最高傑作。」

X-MEN総復習編。個人的にX-MENシリーズの中でも名作だと思う。まあ前作三作品あっての面白さだとは思うけど、僕は好き。
さすがマシューヴォーン監督だね、コミック好きに加え、アメコミ向きなアクションを演出できる。

この作品の見どころは、やはり前三部作では敵対しているプロフェッサーXとマグニートの若い頃の物語。二人の絆を見るだけで、また前作を見る目が変わってくると思います。
そして若いX-MENの葛藤がうまく表現されてますね、これは監督の力量ではないでしょうか、マシューヴォーン監督コミック読み込んでますね(これは予想ですが)
前作では世界はすでにミュータントたちの存在を知っている状態になっている、しかしこの作品ではミュータントたちは知られずに身を隠している。その状態の戸惑いや孤独が伝わって来る。
X-MENは暗いというか、境遇が可哀想でありコミックでも悲劇に見舞われることが非常に多い。これをうまく映画で伝えられているなと感じました。

そしてマグニートがまたいい。彼は本当に生まれと育ちが悲劇だったためにヴィランとして扱われてしまうわけだが、個人的にはマグニートに感情移入してしまう場面は結構多い。いや人間にそんな扱いされたらそりゃ危機感感じるわな。笑

まあこの作品の何がいいかって、ミュータントたちも能力を持った人間なんだという、人間の部分が非常にうまく表せている点でしょう。

ま。でも僕がマシューヴォーン監督の作品が好みのだけなのかもね。笑
それじゃ。
和