マヒロ

X-MEN:ファースト・ジェネレーションのマヒロのレビュー・感想・評価

4.0
2024年に再見。他の過去作は無くてこれだけレビュー書いてたってことはそれだけ印象強かったってことなんだろうけど、今改めて見ると確かにそれまでの作品と比べて完成度が段違い。以前は間を空けてポツポツ観てたからあまり気づかなかったけど、連続して観るとより際立って感じた。
キューバ危機という実際の出来事を絡めたストーリーは緊張感もありつつ『007』シリーズのようなスケールの大きさがあって良いし、チャールズとエリックという二人の若者が理想に燃えながらやがて袂を分っていく青春ものとしての楽しさ、仲間キャラクターに満遍なく見せ場のあるバランスの良さなど、『X-MEN』の映画作品として一つの完成系という感じがした。マシュー・ボーンは『キングスマン』みたいな路線じゃなくてこういう真面目な路線でやっていって欲しいなぁ……。


(2014.130)
X-MENエピソード0、なお話。

ミュータント同士のバトル映画というよりは、全く違う考えをもった青年二人(後のマグニートーとプロフェッサー)の邂逅を描いた青春映画という印象が強くて、そこは流石『キックアス』のマシュー・ボーンだなぁという感じがした。実際に起きた出来事と絡めたストーリーも面白い。

ミュータントに関しては、破壊光線をぶっぱなしたりいつでも好きなところにワープできるような強キャラもいれば、酸性の唾を吐いたりするだけの奴もいて、なんというか格差が酷いな…と。ていうか、後年のミュータントと能力が被ってるやつがいる気がするんだけど、そこら辺なんとかしてやれなかったのかな(笑)
マヒロ

マヒロ