彦次郎

ミリオンダラー・ベイビーの彦次郎のレビュー・感想・評価

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)
3.7
遅咲きの女子ボクサーと老トレーナーの悲しみと苦悩を描いたドラマ。
ウエイトレスをしながら諦めずに努力してきた成果が現れるところは心地よい展開。
アメリカンドリームの体現者の如く駆け上がっていった先が恐らく監督の意図した本編でしょう。かなり酷い運命ですが人間は何故生きるのか尊厳死について考えさせられます。
恥知らずともいえる家族、ジム内で虐めてあざ笑う連中、後頭部にパンチを放つ反則チャンピオン(本来なら資格剥奪)等現実味のある外道たちも忘れる事が出来ません。
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