まちゃん

ランボー/怒りの脱出のまちゃんのレビュー・感想・評価

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)
3.6
ランボーのパブリックイメージはこの作品からだろう。深いテーマを持った前作とは違って戦争アクションに振り切った作品だ。批評家の評価は低い作品だが、ご都合主義のストーリー、類型的なキャラクター、現実離れした爆破シーンなど批判点が逆に何も考えずに楽しめる作品としての魅力に繋がっている。筋肉を見せびらかしながらM60を連射するランボーの姿にはリアリティは感じられないがそのおかげで単純に破壊のカタルシスに酔わせてくれる。またサバイバルナイフや弓矢などのアイテムもヒーローとしてのランボーを印象づけてくれる。ヒーローが観客の期待通りの活躍を見せる大衆エンタメ映画として正しい作品だと思った。
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