まちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

まちゃん

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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

3.6

ランボーのパブリックイメージはこの作品からだろう。深いテーマを持った前作とは違って戦争アクションに振り切った作品だ。批評家の評価は低い作品だが、ご都合主義のストーリー、類型的なキャラクター、現実離れし>>続きを読む

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.2

冒頭のアクションシーンから格段に上がったCG技術に驚かされた。技術の向上が有効に使われていて、最初にサニーサイド保育園に行った時の柔らかな光に包まれた希望に満ちた景色など背景がキャラクターの心情を表現>>続きを読む

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.8

前作はあくまで子供達の世界での出来事だったが、今作は一気にスケールアップしていた。ウッディを助ける為にバズと仲間たちが街に出ていく。おもちゃ視点で見る街はスケールの大きな大冒険の舞台になっていた。前作>>続きを読む

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

子供向けの映画ながら緻密に練られた脚本が素晴らしい。伏線の張り方、その回収が上手かった。81分の短い時間にウッディとバズの成長と関係性の変化が見事に描かれている。特に興味深いのは自分を本当のスペース・>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

美しい構図、リアリティのある見事なセット、魅力的なキャラクター、素晴らしい音楽、ダイナミックなカメラワークなど幾ら称賛してもし尽くせない。画面の力に圧倒された。冷静沈着なリーダー勘兵衛、野生児のコメデ>>続きを読む

OK牧場の決斗(1957年製作の映画)

3.6

単純に正義の保安官ワイアット・アープと悪のクラントン一家の対決という単純な構図に収まらないのが名作たる所以だろう。正義と悪の間にいるキャラクターがドラマに深みを与えている。特に虚無感を持ったギャンブラ>>続きを読む

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.9

1985年から見た近未来を描いたSFだが個性的なヴィジュアルイメージのおかげで現代でも古びていない。レトロな未来という世界観は独特の魅力があった。抑圧された社会を描いた作品というイメージだったがユーモ>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

作品の性質上、レビューを書くのが難しいが、先の読めないストーリーに惹きつけられた。大富豪の豪邸で起きる事件、もつれた家族関係、そこへ登場する名探偵などアガサ・クリスティを意識した古典的本格ミステリーの>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

3.6

古代中国を舞台にした人気漫画を実写化するという困難なプロジェクトを上手くまとめていた。長い原作を無理矢理ダイジェストにせずに初期の5巻に絞って原作を尊重して丁寧に作るという判断は正しいと思った。またキ>>続きを読む

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.7

7つ子で1人の人格を共有して生きのびるという設定が素晴らしい。それぞれの担当の曜日以外の事は正確に把握出来ず謎があるという事がサスペンスを生んでいた。内容は迫力があるアクションシーンが続き、謎に満ちた>>続きを読む

ロボット2.0(2018年製作の映画)

3.8

前半はややシリアスなトーンで始まるのだがチッティの登場とともにギアが一気に変わる。CGのレベルが格段に上がっていて奇想天外なアクションを豊かに表現していた。特にバージョン2.0のチッティの出現してから>>続きを読む

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

4.2

「呪われた企画」「メタ構造」「虚構と現実」「難解」など数々のキャッチフレーズに身構えながら観たのだが普通に面白かった。自分をドン・キホーテと信じ込んだ靴職人ハビエルと翻弄される映画監督トビーの姿を描い>>続きを読む

ロボット(2010年製作の映画)

3.9

インド映画の問答無用のパワーに圧倒された。楽しませる為に荒唐無稽を恐れずに作られた作品でとても面白い。特にロボット達の奇想天外なアクションやヒロインの踊るダンスシーンは楽しい。ツッコミ所は多数あるのだ>>続きを読む

ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.0

手に汗握るとはこういう事だろう。やはり生身のアクションは迫力が違う。また単純に派手なだけではなくトロッコを利用したアクションや時間のサスペンスなど工夫がされていて観る者を飽きさせない。スピード感のある>>続きを読む

パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

3.6

あまり期待せずに観始めたのだが予想以上に良かった。プロレスのヒールの父親を持った子供の葛藤を捻らず真っ直ぐに描いた作品。誇れないと思っていた父親の仕事を認めていく姿は感動した。また父親の孝志が現在の自>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.9

ホラー映画だが巨匠スタンリー・キューブリック作品だけあって芸術性を感じさせる。双子の少女、エレベーターの血の洪水などこの作品の象徴的なイメージには怖さと共に美しさを感じた。キューブリック特有の冷徹な画>>続きを読む

ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

3.5

単純なストーリーがプロモーションビデオのように音楽に乗って進んでいく。類型的なキャラクター、ステレオタイプのソ連の描き方など、多くの弱点を持つ作品だ。しかし、何とも言えない魅力がある。全盛期のシルベス>>続きを読む

皆殺しの天使(1962年製作の映画)

3.9

数々のメタファーに彩られた作品。始めのパーティーシーンは退屈だったが閉じ込められた所から面白くなった。醜い姿をさらけ出すブルジョワ達、傍観するだけの邸宅の外の人間達は現代社会を現しているのだろう。また>>続きを読む

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.0

実在の犯罪者が主人公の話だが陰惨ではなく爽やかな青春ストーリーといった印象。 明るいブッチ・キャシディとクールなサンダンス・キッドの名コンビぶりが魅力的だった。完全無欠のヒーローではなく弱さも持ち観客>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.6

オープニングでジョジョが街に飛び出した瞬間に傑作だと誰もがわかると思う。10歳の少年ジョジョの目線でナチスドイツの時代を描いた作品であるが、重くなりすぎずユーモアたっぷりに描かれて楽しめる。一方で悲惨>>続きを読む

ランボー(1982年製作の映画)

4.1

ただのアクション映画ではない。ベトナム帰還兵のPTSDを扱った深いテーマを持った作品だった。閉鎖的なアメリカの田舎町を舞台に繰り広げられる緊迫感のある戦いに目が離せなかった。リアリティのある体を張った>>続きを読む

バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.8

列車サスペンス映画の元祖のような作品。古い映画らしくゆっくりとしたペースで始まるのだが列車に乗り込みストーリーが転がり始めてから一気に惹き付けられた。観客への謎と情報の提示の仕方が上手い。洗練されたス>>続きを読む

真昼の死闘(1970年製作の映画)

3.3

正統派西部劇のような邦題に引っ張られて観始めたので途中までやや戸惑った。クリント・イーストウッドは確かにいつもの凄腕ガンマンなのだがその相棒が個性の強いシスター。この二人の珍道中という感じなのだ。しか>>続きを読む

夕陽の用心棒(1965年製作の映画)

3.5

セルジオ・レオーネの風格のある演出とは違うがこちらの方が正統派マカロニウエスタンなのだろう。低予算プログラムピクチャーの職人達が作り上げた傑作という印象を持った。ストーリーも良く練られている。キャラク>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

不可能なミッションに挑戦する男たちの絆、 立ちはだかる大企業の論理などオーソドックスなストーリーではあるが丁寧に描かれていて感動した。何かに情熱を傾けている人間の姿は魅力的で胸が熱くなる。そして大迫力>>続きを読む

ウエスタン(1968年製作の映画)

4.5

セルジオ・レオーネの圧倒的な構図、カメラワークのセンスに魅了された。3時間近くのゆっくりしたテンポの作品だがまったく退屈しない。全てのシーンが格好良く美しい。映像詩とはこういうものかと教えられた。また>>続きを読む

ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

3.9

映像がとても美しく始まってすぐにドラゴンとバイキングのいるファンタジーの世界に運んでくれる。特に3DCGの奥行きを活かした飛行シーンはダイナミックでワクワクした。ドラゴンのデザインはデフォルメしている>>続きを読む

ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)

4.6

素晴らしいロケーション、映像の力に圧倒された。バッファロー狩りのシーンをはじめとしてアメリカの大自然の美しさと力強さが画面の隅々までみなぎっていた。それらを背景に言葉も文化も違う白人とスー族の心の交流>>続きを読む

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.7

前作よりも冒険ファンタジーの色が強くなっていた。美しい自然やエルサの戦闘シーンは大迫力だった。レット・イット・ゴーほどのキャッチーな曲はないが楽曲の質も高い。続篇は蛇足になる事が多いがアナと雪の女王は>>続きを読む

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.5

昔の日活アクション、やくざ映画などに影響を受けた出来の良いプログラムピクチャーという印象を受けた。後に影響を与えたガンアクションはやはり素晴らしい。ドラマ部分ではコミカルな場面、悲しい場面などを演技や>>続きを読む

がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)

3.6

弱小チームがはみ出しもののコーチに率いられて快進撃を繰り広げるという王道のストーリーをしっかりと描かれていた。個性ある子供たちが元気に一生懸命プレーして微笑ましかった。生意気さも可愛い。 子供から大人>>続きを読む

荒野の用心棒(1964年製作の映画)

3.8

有名なテーマ曲に乗って序盤から世界に引き込まれた。クリント・イーストウッド演じる孤高の主人公、荒廃した町の雰囲気などこれぞ西部劇の元祖という感じだった。現代人のイメージする西部劇はハリウッド製の本家よ>>続きを読む

真昼の決闘(1952年製作の映画)

4.0

「結婚を期に町を出ていこうとする保安官。そこへ昔捕まえた悪党が復讐者として戻ってくるという情報が。保安官は町を守るために引き返す」この始まりからこの展開は予想外だった。西部劇というファンタジーの世界に>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.1

巨匠ヴィスコンティの代表作として有名な作品であるが前に一度観た時は退屈に思えたが、改めて見直してみると良かった。あらすじはベニスを訪れた老いた作曲家アッシェンバッハが美少年タッジオに心惹かれるというも>>続きを読む

くまのプーさん 完全保存版(1977年製作の映画)

3.7

プーさんをはじめとした森の仲間たちに癒された。絵本のページをめくるという演出でそれぞれのエピソードが上手くつながって良かった。キャラクターの性格設定が良い子ではなくそれぞれ欠点だらけだったのが意外だっ>>続きを読む

傷だらけの栄光(1956年製作の映画)

3.8

名優ポール・ニューマンの若き日の輝きを目当てに観たのだが作品としても優れた映画だった。不良少年が拳ひとつで栄光を掴むという王道のストーリーを丁寧な人間ドラマとして描かれていた。ロッキーなど後のボクシン>>続きを読む

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