ーcoyolyー

おっぱいとお月さまのーcoyolyーのレビュー・感想・評価

おっぱいとお月さま(1994年製作の映画)
2.7
熱中症のボディブローが酷くて、寝込んでても悪夢を見るんです。なので体力を振り絞って気分転換に何か観た方がいいな、これ90分もないし公開当時話題になってたの覚えてたし、いいかなと思ったんだけど…

スペイン映画というかスペイン語圏映画のマジックリアリズムを取り入れたノリ好きだし、この映画のそういうところはとても良かったし、でも、だからこそ大変に許せないことが出てくる。

こういう女の扱い方は本当に取り締まった方がいいと思う。男に都合の良い自我のない玩具としての女を「夢の女」として魅力的に描こうとするのやめてほしい。教育上よくない。これを内面化して苦しむ女がどれだけ出てくると思うんだ。私らは「おっぱい」じゃないし、私らのおっぱいは男のエロのためにあるわけじゃない。こんなのポルノより害悪だよ。自分らに都合の悪い女は牛だなんだボロクソにいじけてぶつけてきて、なんでも受け入れる都合の良い女を持ち上げて、そういう女を量産しようとするのやめてほしい。

ほんとさぁ、軽々しく下着盗むなよ。下着泥棒自体が気持ち悪いし、サイズが合う下着見つけるのが困難だと一枚無くなっただけでダメージでかいんだよ、そもそも量産できないサイズだと高いし。一時の性欲でどれだけ被害者が苦しむと思うんだよ。私中学の時、ジャージの下だけ盗まれて、お前の管理がなってないからだって親にめちゃくちゃ怒られて、学校指定ジャージの下だけ買い直すのにいちいち説明しなきゃならなくて手間もとてつもなくかかって親に嫌味言われて、でもあれ大人になって振り返ると馬鹿男子が盗んだんだよ、リコーダー吹くのと同じ感覚で。お前らにとってはほんの出来心で済むのかもしれないけど被害に遭った側はそんなに軽く流せず一生傷を負うんだよ分かってくれよ。(なおうちの母親、私が決死の覚悟で父親からのセクハラを訴えた時「中学男子がふざけてるようなもんでしょ」とか抜かしやがって、私の切実さを矮小化しようとして、でもお前そもそも中学男子がふざけてるのを許せなくて私に当たり散らしたよな、と思って、この人私と真剣に向き合うつもりないんだなとここで完全に私からの信頼を失った)
ーcoyolyー

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