ひとりごとです

美女と野獣のひとりごとですのネタバレレビュー・内容・結末

美女と野獣(1991年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

いつ見てもいい話…
アニメーションの方は初めて

自分の行いで醜い姿になった王子
未来を察した頃にはもう遅かった

誰かを愛して愛される
こんな見た目では無理だと
誰かに否定されたり
誰かに言われたくない言葉にして伝えられる前に、攻撃で守ってきた

優しくしてみよう
優しくしてみる
うまくいかない

もうずっとベルとのやりとり
赤ちゃんかな?って気持ちになって
かわいかったです

図書館見せてあげるシーンとか
ベルが喜ぶのを想像して
めいっぱい喜んで欲しくて
目を瞑らせて
自分も嬉しくなっちゃってるの
かわいかったです

自分の朽ちていく薔薇を見つめながら
ベルを自由にしてあげるシーン
ポット夫人が
本当の愛を手に入れたのね、と
つぶやく
あれ…いいですね…

自分のことよりも貴方、を想う

本当はとても優しい人
人は見た目じゃない
心の美しさが大切

美形な顔立ちをしていても
行動が醜いときもある
判断材料はそこだけではない

行動はきっと、心から現れる
仕草や、言葉の選択
貴方、を知るための材料は沢山ある

ベルは野獣の顔に驚きはしたものの
怯むことはない
吠えても、変わらない
言葉の選択を変えても、変わらない

だけど一緒に過ごすうちに
王子のちょっとした仕草を
沢山見つけていく
彼の、仕草
食べ方が子供みたいだったり
小鳥との距離感に悩んだり

人が人を知るのに
何を主としているか
人それぞれ

だから一つの判断材料で
アナタを理解した気になるのはだめ

もっといろんな要素から知ろうとしてみる

それでもダメな時だってある
ただその事実を知っておくこと

その相手が自分にとってどんな人か
きっと気付かない
そのうち気づく

最後元の姿に戻って
奇跡だ〜って抱き合うシーンだいすき
みんなかわいい幸せ最高
よかった