とりん

イン・ザ・カットのとりんのレビュー・感想・評価

イン・ザ・カット(2003年製作の映画)
1.7
結果的に何が言いたい映画かよくわからないまま終わってしまった。最後の流れはなんとなく途中から読めてたし、結局メグ・ライアンが演じてたあの女性はめんどくさい女性だったなと。
全体的に不穏な感じのドロっとした感じが漂ってるのは嫌いじゃないけれど、つかみどころが難しかった。もう少し感情移入できれば良かったが。
魅せどころもよくわからなかったけど、演技は素晴らしかった。濡れ場などもこなし、複雑な感情表現や体当たりの演技を示したメグ・ライアンをはじめ、マーク・ラファロ、ケビン・ベーコンも良かった。特にケビン・ベーコンのいやらしさは良かった。詳しくは明かされないけど、こいつ完全にストーカーしてたよなというねちっこい部分が出てて、そういうとこも含め良い意味で合ってた。
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