竹中直人初監督&主演を務めたこの作品の主人公は河原で石を売る男⁉ 家庭持ちのダメ男さにクスッと笑ってしまい、こういう大人の「青春」もあるかもと思うし、その「青春」の終わりにも立ち会える。大…
>>続きを読む数年前に、妻の久子や家族を置いて家を出ていった浜中が東京の片隅にある上宿商店街にふらりと舞い戻った。妻はなじることもなく、優しく迎え入れた。何事もなかったように父が経営する電気屋で働き始め…
>>続きを読む生まれつき身体が弱く、甘やかされて育ったつぐみはわがままな18才の少女。しかし死の恐怖と背中合わせの日常を送っているせいなのだろうか、その不思議な生命力にまりあは心をひきつけられるのだ。東…
>>続きを読むデザイン事務所を経営する日野原健大。育ち盛りの息子2人の子育てに奮闘中の妻・とし子。2人は、18年ぶりに結婚当初に住んでいた街を訪れる。とし子の余命は、あとわずかだった。健大ととし子は、来…
>>続きを読む1915年10月17日、タイちゃんこと殿山泰司は、銀座の“おでんお多幸”の長男として生まれ、36年、俳優となった。36歳の時、タイちゃんは京都の喫茶店“フランソワ”のウェイトレス、キミエと…
>>続きを読む下北沢で生まれ育った有希は、20歳になった現在も地元のカフェ「KARASS」でバイトを始めた。馴染みの人々と楽しく過ごす中、彼女は何故かこの街の持つ雰囲気に、違和感を感じ始める。
夏の盛りに、銀色の日傘をさしてやってきた女房が、3度目の家出をして6日が過ぎた――― 直木賞受賞の村松友視の原作を、才匠・森崎東監督がメガホンを取った意欲作。人間っぽく、人なつこい、コクの…
>>続きを読む古本屋でアルバイトをするイラストレーター志望のハル。猫好きの彼女は猫を見ると追いかけずにはいられない猫ストーカー。古本屋で飼われているチビトムのことも可愛がっていたが、古本屋の主人と奥さん…
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