三次元からきたブロンディ

子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつるの三次元からきたブロンディのレビュー・感想・評価

4.1
記録

小池一夫の原作を勝プロが製作し、主人公 拝一刀を若山富三郎に迎えたシリーズ第1作目。公儀介錯人 拝一刀が柳生一族の計らいによって妻を殺され、職務を失った親子の復讐物語。

これはロードムービーでもありながら荒唐無稽な殺陣アクションを見せる。
劇中で描かれる若山富三郎の身体能力にも必見!

元々、拝一刀は渡哲也で主演が決まっていたが、渡が急病により降板し、それを聞いた若山富三郎が刀を持って小池一夫の自宅に押しかけ、役を嘆願しようとするが、小池先生は若山先生の体つきに難色を示していたが、若山先生はそこで自身の殺陣と身体能力を小池先生に見せ、そこで役を勝ち取った(Wikipedia参照)

本作はスプラッターバイオレンス時代劇として語り継がれ、この後にタランティーノが本作を鑑賞して『キル・ビル』シリーズを製作する。もし本作が無ければ『マンダロリアン』も作られなかった筈だ。