子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつるの作品情報・感想・評価

「子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる」に投稿された感想・評価

シリーズ第一作

すごくマカロニウエスタンっぽい
斬新な映像のOPや西日を逆手に取る戦法など突飛なアイデアや描写が楽しい
daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.7
童子を乗せた箱車に、“子を貸し腕貸しつかまつる”墨痕鮮やかな旗差物たなびかせて進む狼人の姿が、街道の人々の眼を惹いていた。人呼んで“子連れ狼”。いかに困難な依頼も必ず果たす凄腕の刺客と恐れられている拝一刀親子流浪の姿だった。その拝一刀(若山富三郎)の胸には、柳生一族への怒りと恨みが激しく燃えていた。拝一族が勤める公儀介錯人の役職を狙った柳生一族は、一刀に“徳川への反逆”の汚名を着せ、職を追い、妻をも殺害したのだった。この窮地を脱した一刀は一子大五郎と共に、血と屍の魔道に生きることによって、怨念を柳生一族に叩きつけようとした。ある日、殺しの依頼がきた……。依頼者小山田藩江戸家老市毛の狙いは、国家老杉戸監物一味の、世嗣暗殺計画を壊滅させることだった。一味が、世間のはみ出し者たちばかりが寄りつく峡谷の湯治場にひそんでいることを知った一刀は、早速目的地に向った。、子供連れと侮りいたぶる無法者たちの暴言暴挙にも耐えた一刀は、枕探しお仙の命を救うため衆人のなかで、彼女と肌を合わせる恥辱に動ぜず、ただひたすら時を待った。そして、その機会がやってきた。暗殺計画決行を伝えるため監物が湯治場に姿を現わしたのだ。計画遂行のためには手段を選ばぬ一味は、秘密維持のため湯治客の皆殺しを図った。騒然となった湯治場の中を大五郎を乗せた箱車を押した一刀が、一味に向って進んでいった。鎖鎌の鬼火、手裏剣の名手紋之助、道場破りのしがらみの丹波、曲者ぞろいを相手に一刀の業物胴太貫の豪剣が唸っれた。そして箱車が武器に一変した。押柄が長巻刃の得方となり、箱車は盾になった。小山田三人衆も、監物も倒れた。累累と横たわる屍を残し、一刀は立ち去る。涙で見送るお仙の瞳に、大五郎の可愛い笑顔がにじんで消えた。小池一雄作の「子連れ狼」を映画化したシリーズ第1作。
拝一刀が、公儀介錯人の地位を狙った柳生烈堂の企みにより公儀介錯人の地位を追われ愛妻のあざみを殺され、一刀が大五郎の前に毬と胴太貫を置き父と一緒に冥府魔道に生きるか選ばせるくだりなど原作の序盤の展開を巧みに組み入れ、一刀と監物一味の対決を描く無駄のない語り口は、原作者の小池一雄ならではの上手い話運びが光っている。
冥府魔道の刺客道を生きる一刀の非情な生きざまの中にある人間としての情と誇り高さが、枕探しお仙とのふれあいの中で見えるのが、小池一雄特有のハードボイルドなムードを漂わせる。
クライマックスの一刀と監物一味のバトルでは、「座頭市」「眠狂四郎」を手掛けた三隅研次監督ならではのシンプルでスピーディーでリアルな殺陣と若山富三郎のアクロバティックな体技が組合わさった豪快で残酷なチャンバラが満載で、海外でもカルト化したのも納得のシリーズ第1作。
おっぱい&スプラッター祭り全開!!
TV版は見ていたのですが、映画は初見。
TVとは違い大五郎が滅茶苦茶可愛いのに驚きました!
と、言うわけで、
鑑賞メーター閉鎖とのことで、今後コチラに映画の感想を書かせて頂こうと思っております。
宜しくお願い致します。
若山富三郎主演の子連れ狼シリーズ第一作目。
まさに武芸百般という言葉がふさわしい若山富三郎の身のこなしが堪能できるシリーズだ。
士道を捨て、冥府魔道をゆく剣鬼となった拝一刀と、その子である乳母車に乗った大五郎の復讐の旅を描く。子連れ狼の成り立ちを描く作品であり、一作目にして、これからシリーズが続いていくことを割り切った作りだ。
キャラクター紹介と世界観説明に多くの時間を使っているので、続編があることが前提の一作目にありがちなつまらなさは確かにあるが、映されるものが色々と強烈なので気にならない。
まず主人公が、子供の自刃を介錯するというとんでもないシーンではじまる。拝一族は、幕府より公儀介錯人という役職を仰せつかった名家であり、一刀は位の高い人物の斬首を生業としてきた男なのである。
その地位を我が物とせんと画策する柳生烈堂の謀略によって妻を殺され、さらには公儀反逆の汚名をきせられた拝一刀は、冥府魔道に落ち、復讐の旅に出ることを決意する。
その時、彼は幼い我が子、大五郎の目の前に刀と手鞠を持ち出してきて、この刀を選べば父の子として復讐の魔道をともに歩ませよう、こちらの手鞠を選べば母の子としてお前を殺し三途の川へ送ろう、さあ選ぶがいい!選ぶのだ大五郎!と何もわからない乳飲み子に命の選択を強いるのである。このあたりは相変わらずの小池一夫原作であり、頭がおかしい。
何やら画面全体もギラギラしており、ここは普通の精神では生きられない冥府魔道の世界なのだということが際立つ作品だ。
柳生烈堂への復讐を誓う拝一刀が、「許さん、うぬら柳生を断じて許さん。表柳生の水の川、裏柳生の火の川、うぬらがいかに権謀術策の二川で迫るとも、我は白道を進み、屍となっても、骨となっても、この恨み、この恨み晴らさいでか。」という台詞を言うと、火と水を切り開いた道を進む拝一刀の映像に切り替わる。キャラクターが言っていることを、そのまま絵にした非常に頭の悪いシーンだが、当時の合成としてはかなりケレン味がある。
東映スター若山富三郎の代表作にして、大映の子会社である勝プロが制作、大映倒産後は松竹の撮影所で撮影され、最終的には東宝映画として配給されることになる奇妙な映画だ。
イントロ的映画。
拝親子が何故冥府魔道大爆進するのか語られます。
若山先生の剣豪感半端ない。

蔵人との一騎打ちの夕日を背にしたカットのカッコよさったらない。
スターウォーズの地の利を得たぞの元ネタってひょっとしてこれ?

劇画チックなカットでスタイリッシュグロアクションってスリーハンドレッドっぽいなーと思ったんだけどフランクミラーは小池一夫のファンらしくなんか納得。
〇'72 1/15〜公開→
〇'08 12/19 DVD-BOX『〜 二河白道の巻(第一作〜三作+特典ディスク)』に収録
〇'08 12/19 DVD発売及びレンタル→
〇'13 11/8〜'14 12/25 廉価版DOLBY〈期間限定プライス版〉発売→
〇'17 12/13 廉価版DVD〈東宝DVD名作セレクション〉発売→
●'17 4/2 23:00〜WOWOW『日本映画コレクション 「子連れ狼」全6作一挙放送』→
〇'17 5/22 9:35〜 WOWOW 再放送
配給: 東宝→
発売元及び販売元: 東宝
ワイド(シネスコ)
モノラル
'18 6/19 録画したブルーレイを観賞
1080i
1.0ch
※シリーズ第1作
上映時間: 1h23m18m

(初公開時同時上映:
「座頭市御用旅(シリーズ第23作)」)
いとそ

いとその感想・評価

4.0
血がよく出るね。とにかく勢いが良いです。若山先生マジでそこやっちゃうのかよみたいなまな板ショーの豪快さ。敵も味方もやたらと顔のアップが多く、その分暑苦しさは倍増。
柳生一門との果たし合いのシーンに全てが詰まってる。最高。
手毬と夕陽のオーバーラップの美しさ。
タランティーノが好きなら観るべき!
世界のスプラッター映画はこの作品の影響を受けたと言われてるだけあって、血がドバドバ、手足も飛びまくります。
面白すぎる時代劇!
たたみ

たたみの感想・評価

4.5
バトルもの時代劇の一つの完成系!!今尚、斬新な描写がてんこ盛り!
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