群青

モスラの群青のレビュー・感想・評価

モスラ(1961年製作の映画)
3.3
無人島から救出された日本人遭難者。彼らは一様に助けられたと表現した。ロリシカ国が核実験をしていた地域と重なるその島で健康体で助かった遭難者を見て調査隊を結成した。そこには小美人がいた!

ハッキリ言うと面白いですよ!

登場怪獣
モスラ

卵・幼虫・さなぎ・成虫と全部出てきます。子供の時、モスラの印象は弱そうだし、虫だし、デザインがカッコよくないしと思っていました笑 散々な評価は笑 しかし今は180度変わり東宝怪獣でも好きな方になっちゃいました。かわいい笑 まさか毛むくじゃらでデカイ蛾にかわいいと思うとは笑

小美人はザ・ピーナッツ。歌のうまさは歴代一位。美貌は歴代最下位かと^^;

主人公はどんなところにもネタを求めるブン屋さん(フランキー堺)このキャラが面白い。しかも好感が持てる。
調査から帰ってきても大スクープであるはずの小美人のことを新聞にしないんです。それもデスク(志村喬さん!)に咎められるが、そっとしておいたほうがいいと思うんですよ。僕も人間です。って言う。
おおぅ…今のマスコミに見せたいぜ…

この主人公を軸に日本に誘拐された小美人を救うため扮装するストーリーになっています。モスラは小美人を救うため生まれたばかりだというのに海を渡って日本にきます。というかモスラは生まれてすぐ戦ったりするからすごく頑張り屋さんです笑
主人公がコメディアンなのを象徴するように作品自体がコメディチックで軽い気持ちでも全然見れます!これがイチオシな理由です!

言語学者が小美人の超音波言語を普通に訳しているとかツッコミどころはあるがテンポが損なわれるので愛嬌というところかもしれない。

ゴジラ、ラドン、バランなどの単独作品と比較してもコミカルだが負けないくらいストーリーという骨格がしっかりしているので非常に出来のいい作品に思えました。
こんなに良いとは思わなかったです。
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