三次元からきたブロンディ

さらば友よの三次元からきたブロンディのネタバレレビュー・内容・結末

さらば友よ(1968年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

『さらば友よ』渋い!渋すぎる!アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンがカッコ良すぎる。
今回第三回新・午前十時の映画祭で初めてこの映画を観ました。

この映画はアルジェリア戦争から帰還した軍医バラン(アラン・ドロン)と傭兵プロップ(チャールズ・ブロンソン)が金庫破りをする話。

この映画で2人が金庫室に閉じ込められるのですが、金庫室の中が暑いからドロンとブロンソンが上半身裸になるんですよね。その2人の上半身が尋常ないほど鍛え抜かれてるですよね。元兵士だから当たり前ですけど。

この映画は前半は金庫破りで後半はサスペンスになっている。そこはフランス映画ありきのツッコミどころ満載です。

でも、この映画はドロンとブロンソンのムードを楽しむことですね。特にブロンソンがカッコいい。
ブロンソンが水が入ったコップにコインを5枚入れる賭けのゲームはカッコいいですね。ちょっとマネしたくなりました。
原作者のセバスチャン・ジャプリゾの作品はこういった遊びのゲームが多いみたいらしいですね。
機会があれば『雨の訪問者』と『狼は天使の匂い』を観たいですね。

そしてラストがカッコいい。あのタバコに火をつけるラストシーンはカッコ良すぎる。当時の世の男性達がマネし憧れるのも分かる気がします。
僕もマネしたいですが、タバコを吸わないので出来ませんけど。

もう何度も言いますけど、この映画はドロンとブロンソンのムードを楽しむ映画です。2人が主役だから見応え充分です。

『さらば友よ』面白い映画なので、観たことがない方は是非劇場とDVDで観て下さい。オススメです。