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ラースと、その彼女のkuuのレビュー・感想・評価

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)
3.9
『ラースと、その彼女』
原題Lars and the Real Girl.
製作年2007年。上映時間106分。

ライアン・ゴズリングが主演でおくります内気な青年とその周りの人々を温かく描く米国産ハートフルドラマ。

幼いころのトラウマから人とのつながりを避けて生活し、毎日地味な仕事に従事する青年ラース(ライアン・ゴズリング)。
そんなある日、彼はガールフレンドを連れて自分を心配する兄夫婦(エミリー・モーティマー、ポール・シュナイダー)と食事をすることに。
しかし、ラースが連れて行ったガールフレンドとは、インターネットで注文した等身大のリアルラブドールやった。。。

生身の女性を簡単にヤリ捨てる男の多い時代に、この奇妙だが優しい恋愛(恋愛と呼べるんか妄想の暴走か)
以前エロサイトみてたら、
『重い!ヤバい!かさばる!』などなど・・・
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なるコマーシャルを読んだ。
何でも興味を示す小生だが、いまだにラブドールは童貞。
PREMIUM TENGAなるものさえドンキで手軽に買える時代に、これらの哀願愛玩具は童貞。
使う勇気も買う勇気もなし、邦画『ロマンスドール』を見てはエロの進化、エロの追求の粋を見ては感動したが、ならば動画を見てみることにした。
今作品のラブドールなんかレベルの違う精巧さにビックリ仰天ためしてガッテンって勢いはつかないけど、どこまで人類はエロを極めていくんやろ。
これが6Gの世界が訪れバーチャルリアリティが進化したらもはや世の中の野郎の大半はパートナーを命なきモノに求め行くのか😿。
なんて考えつつ視聴開始。
タイトルは『ラースと、その彼女』。 中西部の田舎町に住んどる青年童貞ラース(ライアン・ゴズリング)は、人が良くて優しいさかい町中の人々から愛されてた。
がしか~し、病的に内気でシャイガイで、女子とは一切話せないチェリーガイ。 
25歳の独身野郎に田舎町のプレッシャーはキツい。
小生も住み慣れない田舎に暮らし始め
わかるなぁラースくん。
『そろそろ結婚しないと』
『さもしかしてホモ』
町中どこへ行ってもそう云われるが、ラースは気弱に微笑むことしかできない。
そして心の何かがポッキリと折れた。
『僕にもガールフレンドができたんだ』と ラースはそう云って彼女を知人だちにお披露目した。 
『紹介するよ。ビアンカだ』と通販で買ったラブドールやった。
せや『アホか それは人形やろ』なんて誰も云わへん。
ラースは本当に人のいい若者やし、きっと淋しさ、ストレスで心が壊れたんやろうと。
町中の人たちは彼を傷つけまいと、ビアンカを本物の女性として暖かく迎え入れる。
ビアンカはショッピングに行き、美容院で髪をセットし、日曜日は教会で礼拝する。
余談ながらセットに用意された人形には9つの異なる顔があり、キャラの一種の進化を示すために使用されたそうです。
人形は、メイクの濃い顔から始まり、その後、メイクのない、より自然な顔を。
最後に、人形の顔は彼女の健康状態の悪化を反映してわずかに緑色になる。
その辺を意識してみたら笑える。
ビアンカとの初めての恋愛で心を開くことを覚え、また自分が町の人々から愛されていると知ったラースは、現実の人間関係に踏み出す決意をする。
もし、自分の父や兄弟、親戚や中のよい友達などがラースのようなカミングアウトがあったらどないな反応するかなぁ。
野郎がぬいぐるみを抱いて歩くだけでもかなりインパクトあるのに、ラブドールなら。
まぁ、反応は千差万別やろけど、その1コマを覗くように、TENGAすら試すことの出来ないチキンの小生は鑑賞したかな。
kuu

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