このレビューはネタバレを含みます
ラストで急に悶え出したのは、じいさんの呪いか?
両者共に、性欲だけじゃないいろんな感情を抱えた上での物語だってのは分かるのよ。
若い男と外の世界を目指したはいいものの、それが永遠の別れとなるのは受け入れられないし、結局じいさんの船に留まる決断をしてしまうのも分かる。
ただ、だからといってその次のシーンですんなり結婚するかね?少なくとも彼女側からは恋愛感情は微塵も感じなかったし、弓による抽象的な代替行為とはいえ性交を暗示するような関係に至ったってことでしょ?
別に、じいさんと少女でそういう関係になるのが理解できないってことでは全くないけど、感情の変遷があまりにも唐突で困惑してしまった。
少女の、言葉を介さないコミュニケーション演技は素晴らしかった。特に若い男に向けた誘うような目つき。たまらん。