フランソワ(ジャン・クロード・ドルオー)は妻のテレーズ(クレール・ドルオー)と2人の子供としあわせに暮らしていた。
しかしある日、フランソワは郵便局に働く女性、エミリー(マリー=フランス・ボワイエ)と出会い、急接近していく…。
この映画を一言で表すと、とても皮肉な喜劇的な悲劇だと思う。
最初と最後の場面がそれを物語っている。
全編において鮮やかな色で暗転したり、個性的なカメラワークなどで全く観る者を飽きさせない。
モーツァルトの音楽が雲行きの怪しい様子を予感させたり、木々から垣間見るダンスシーンとかもハラハラさせてくれる。
色んな解釈ができそうな映画だと思うので、語り合いたくなる!