Ricola

幸福(しあわせ)のRicolaのレビュー・感想・評価

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)
4.3
フランソワ(ジャン・クロード・ドルオー)は妻のテレーズ(クレール・ドルオー)と2人の子供としあわせに暮らしていた。

しかしある日、フランソワは郵便局に働く女性、エミリー(マリー=フランス・ボワイエ)と出会い、急接近していく…。


この映画を一言で表すと、とても皮肉な喜劇的な悲劇だと思う。

最初と最後の場面がそれを物語っている。

全編において鮮やかな色で暗転したり、個性的なカメラワークなどで全く観る者を飽きさせない。

モーツァルトの音楽が雲行きの怪しい様子を予感させたり、木々から垣間見るダンスシーンとかもハラハラさせてくれる。

色んな解釈ができそうな映画だと思うので、語り合いたくなる!
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