鍋レモン

氷の接吻の鍋レモンのレビュー・感想・評価

氷の接吻(1999年製作の映画)
2.9
⚪概要とあらすじ
ユアン・マクレガー、アシュレイ・ジャッド共演のサスペンス・スリラー。連続殺人鬼の女と、彼女を監視する秘密諜報部員。2人が織りなす甘く危険な愛を描く。監督は「プリシラ」のステファン・エリオット。

女連続殺人鬼・ジョアナを目にした、英国諜報局のスパイ“EYE”。彼女に運命的なものを感じたEYEは、ジョアナを監視するうちにやがて彼女の虜となってゆく。

⚪キャッチコピーとセリフ
“覗く男-秘密謀報部員。覗かれる女-連続殺人鬼。 2 人を結ぶ甘く危険な狂気・・・。”

「メリークリスマスパパ」

⚪感想
サスペンススリラー作品。

なんだこれなまじやば映画。
脚本を1回読み直した方がいいと思う。

殺人鬼女と激ヤバきもストーカーもどき男の薄気味悪いホラーラブストーリー。

覗き男がたまたま殺人鬼女性を発見してしまったのかと思いきや、覗き男は英国諜報員。しかし実際はストーカー空想男。
殺人鬼の女性より主人公の方がかなりヤバめでは。
出ていった娘の幻覚見えてるし本当やばい。

スノードームが沢山出てきた。

だめだめだけどやや癖になる。
ちょっとまた観たい。


⚪以下ネタバレ



アレックスが盲目だったからジョアナは心を許したけど、そのアレックスを頭のおかしいアイに殺されてしまって可哀想。ジョアナに殺されるぞと殴りながら助言もイカレてるし、嫉妬して銃で打とうとするのもイカレてる。

ユアン・マクレガーだから許されるけどそうじゃなかったら最後自分から氷の下の湖で溺れ死ぬほうがまし。

アイをもっと年上にして、ジョアナがアイの娘くらいの年頃だとして物語を作ればいいと思う。そうすればアイは自分の娘とジョアナが重なってしまってちょいちょい助けてしまうことの理解がつく。

⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
物語はヘンリー・ミラーの次の言葉で始まる。「人は皆、自分の運命からは逃れられない」

英国諜報局の諜報員アイは、妻と娘に去られて以来精神のバランスを崩し、そのため度々自分の娘の幻覚を見るようになっている。ある調査の途中で監視中の調査対象が謎の女に殺害される現場を目撃してしまったアイは、一旦は局へ連絡を入れるものの娘の幻覚から己の運命を示唆され独断で謎の女の後を追い始める。彼女は異なるカツラを纏って偽名を使い、関わりを持った男たちをその手に掛けていく。そして何故か激しく慟哭しながら「メリークリスマス・パパ」と絞り出すように言うのだった。アイは女を執拗に追跡するが、彼女の方も自身を追う人物の存在に気づき始め、警戒する彼女は空港で知り合った裕福な盲目の老人アレックスに近付き彼に同行する。アイは彼女の正体を探るため面会した刑務官のブロート博士からジョアナ・エリスという本名とその過去について聞きだす事に成功する。またジョアナは親密になったアレックスに彼女がクリスマスに父に捨てられた事を打ち明ける。「娘を失った父親」アイは「父に捨てられた娘」ジョアナに次第に接近していくが、ジョアナがアレックスと婚約したことにより焦りを感じ、常軌を逸した行動に出てしまう。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。

⚪パンフレット所持
鍋レモン

鍋レモン