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ノー・スキン・オフ・マイ・アスのRのレビュー・感想・評価

3.3
ハスラーホワイトがなかなか面白かったので、同監督の本作を見て見たら、まー何とも言えない変な映画だった。イギリスでは、スキンヘッドは反骨心または兵隊の象徴として敬遠されてるようなんだけど、主人公の美容師(監督自身が演じている)はスキンヘッドが大好き。なので、寒い公園でベンチに腰かけてるスキンヘッドを拾って帰って、ただただ愛でるという話。服を丁寧に脱がしてあげて、お風呂で体洗ってあげて、けど、美容師はオカマちゃんなんで、スキンヘッド君はそそくさと逃げていく。ほんでお姉ちゃんのとこに行くんやけど、彼女は映画を作ろうとしてて、ねぇ、ここにいる女3人が興奮してくるまで裸になってよ、ってな具合で、またまた脱衣を求められる。ってか単純に監督がスキンヘッドを脱がしたいだけなのではとの疑惑が…。お姉ちゃんは、頼むからスキンヘッドはやめてくれ、モヒカンにしてくれ、ほんで、付き合うのもスキンヘッドはやめて、オカマにしてくれ。オカマはレズの次に良いから。って、それ監督自身を持ち上げるための思想やろ笑 で、なんだかんだでオカマちゃんのとこに戻ってって、ふたりで愛を育むというストーリー。後半は、もう監督がスキンヘッドの頭をベロンベロンなめて、唇にぶちゅー、体もチンコもしゃぶり尽くして、ひたすら愛でまくる……という。このフィルムはプライベートすぎて誰にも見せられないのよ…とかナレーションでほざきながら、全世界に公開してるやないか!笑 全編ほぼすべてナレーションだけで進み、セリフも口の動きに合わせる気のないアフレコ。画像の悪い白黒なので、それもひとつの味わいに見えてくる。音楽は、いろんなジャンルのが次々に流れ、オカマ系&パンク系が入り混じって面白い。だが、いかんせんストーリーなんてものはなく、ただただ監督のフェティシズムが延々と繰り広げられるだけなので、少々退屈。あと、とんでもなくヒエエエエなシーンも…乳首のピアス開けるシーン、ヤバい。乳首を氷で冷やして、安全ピンを通そうとするんやけど、全然通らへんねん! イタタタタタ! そのシーン無駄に長い長い! イタイイタイ! ムリーーーーー! あと、スキンヘッドくんが、レザーブーツをペロペロ舐めた後、便器をべろんべろんなめてました…。げっぷ。あ、あとボカシ笑 隠す気がないならもう最初からつけんとこうよ、ってレベルのすけすけ。作品を汚してるだけやん。
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