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ロミオ・マスト・ダイのcocacorgiのレビュー・感想・評価

ロミオ・マスト・ダイ(2000年製作の映画)
3.0
ジェットリーが主役とはいえ出演時間は並のアクション映画の主人公よりもやや短いような。
その分、相対するマフィアの内部事情、人間ドラマが濃く描かれてて、それは別に映画としては良いんだけど”アクションスター映画”としてはもっとスターを全面に出してスタースターしてほしい気が。悪はもっと簡潔に悪で良いんじゃないか。
ただこれまでのハリウッドのヒーロー像を鑑みると、主に身長がある意味目立つ存在なので、ブルースリーやジャッキーよりもさらに小柄なので、思いっきし押し出すよりか…の采配だったのか、とかムダに想像したけどこれ実写ドゥームの監督か!と分かった時には、このテンポのもっさり感とか、人の使い方とか、ああ、なんか納得した。
でも、やっぱりジェットリーが動き出すとそんな退屈感はウソでしたと思っちゃうほど、惹き込まれる。さすがスター。
お気に入りは護衛のぽっちゃり担当ミートボールくん。こいつはこいつで誰よりも目立ってたような…。愛すべき敵キャラ認定。
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