great兄やん

道のgreat兄やんのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
5.0
一言で言うと「大男の涙」
[あらすじ]
怪力自慢の大道芸人ザンパノが、白痴の女ジェルソミーナを奴隷として買った。男の粗暴な振る舞いにも逆らわず、彼女は一緒に旅回りを続ける。やがて、彼女を捨てたザンパノは、ある町で彼女の口ずさんでいた歌を耳にする...。

WOWOWにて。
メッチャ良かった〜😭!!
今まで観てきたフェリーニの作品の中で一番好きかもしれない...下手すれば『ニュー・シネマ・パラダイス』と並ぶくらいの名作じゃないでしょうか...
フェリーニの作品って、難解でかなりクセが強くて、とてもオススメし難い映画ばかりだと思ってたけど、まさかこれほど良い映画があったなんて(。ŏ﹏ŏ)...
とにかくジェルソミーナがもの凄く健気で一生懸命なんですよ!
それに比べてザンパノが引くぐらいクズ野郎だったんで終始イライラ😡してましたwww
ジェルソミーナの吹くラッパの曲がもの凄く耳に残る。
あとイル・マットのあのセリフがとても心に残った。
ラストは一体どうなるんやろ?とユルユルの気持ちだったけど、まさかの展開でえっ!?(゜゜)ってなりました...
終始ザンパノの性格に共感できなかったけど、最後の海辺のシーンは不覚にも泣いてしまった😢...
とにかく、自分の生涯ベストに入るくらいの良い映画です。
そしてより多くの人に観てほしいですね~...